写真を撮ることが好きです。絵付けのために花などを撮ったり、作品の写真も撮ります。
その為に写真教室にも何度か通いました。
始めたのがまだアナログカメラの時代でしたから、アナログの一眼レフを持って旅にも行きました。カメラは重いしフィルムも20本位持ってでしたので、大変でした。
写真教室もフィルム写真のでしたので、その良さを学んできたのでデジタルカメラの時代になっても
ここぞという写真は両方のカメラを使っていました。
ところが、コダック社が倒産したようにフィルムを扱う店も少なくなり、めんどうになってきました。
そんな時に写真家 三井昌志氏に出会いました。
彼はデジタルしか使わずに素晴らしい写真を撮り続けています。
写真家になった経緯もユニークで
神戸大学工学部卒業後、機械メーカーに就職しエンジニアとして2年間働いた後退社。
2000年12月から10ヶ月に渡ってユーラシア大陸一周の旅に出て、以降、写真家としてアジアを中心に旅を続け、アジアの人々の飾らない日常を撮り続けていますが、ユーラシアの旅も初海外旅行・写真家になるとはこの時には考えていなかったそうです。
そこに生きている人を生き生きと実にみごとに捉えています。
彼の写真の撮り方を見ていると、最初は何気ない会話を交わし、相手が心を開いてきたところでおもむろにカメラをむけます。
この人と思った人に対して、周りにいる人などお構いなしに迫っていきます。
最初にこの様子を見た時、特に子供を撮っている時には、周りの子も撮って欲しそうな顔をしているのに、可哀そう、なんて意地悪なひとなんだろうって思っちゃいましたが、これがプロ根性なんですって。。
撮りたいものには迫っていけという教えに、ふと自分の撮り方が見えてきました。特に人物を撮る時テレもあって迫れないのです。なんとなくいいのかな~と恐る恐るカメラを向けていました。
確かにコミュニケーションなしに突然知らない人にカメラを向けるのは、失礼なことではないかと思いますが、1歩2歩と近づくと写真が違ってきます。
この1歩が実は私には凄く難しい課題ですが、彼の写真を見るとこんな写真が撮れたらいいな~と憧れます。
昨年12月から小型バイクでインド1周の旅をして、最近帰国されました。
撮影秘話を含めた報告会を東京・大阪・仙台でなさいます。
東京は明日なのですが、まだ若干空きがあるようです。
http://blife.exblog.jp/17873153/
ご興味のある方はご覧くださいね。
そして、是非一度彼の写真ご覧ください。
http://www.tabisora.com/