4日目
今日はバスでダニーデンに移動します。仲間の一人はトレッキングするためにクイーンズタウンに残り、後日クライストチャーチで再会の予定です。
早朝出発でチェックアウトするのを忘れていて残る仲間にお願いしました。個人経営のロッジには夜間フロントに人はいなくて、玄関も泊り客は鍵を渡されて出入りします。
7時ちょっと前には朝食の準備にロッジの方現れますが、25日のクリスマスの日は朝食もお休みでしたし、フロント業務も早くに終わっていました。お部屋にはMERRY CHRISTMAS のメッセージと共にお菓子のプレゼントがお部屋に届けられました。
こういう仕事でもクリスマスは自分達を優先?する考え方って、日本のサービス業ではあり得ないです。御国変わればですね。
もっともクリスマスは祝日でこの日は法律?で働くことを禁じられてる???
クイーンズタウンは観光地なので特例で営業しているお店もあるとのことらしいのです。但しレストランなど10~15%増しの料金になります。
この価格増しはお正月3が日にも適用しているレストランありました。
タクシーは時間通りに来てくれました。昨日頼んだ方とは違う方でしたが、彼は昨日ダニーデンにサーフィンをしに行って来たとか。
ロッジからバス停まで9.、2NZD
バス乗り場は街のスーパーマーケット4スクエアの近くにあり、早朝ですがツアーに行く方とかでもう沢山の人がいました。
INTER CITY BUS 7:45発
乗車場所 Athol St in the middle of the car park
26NZD+web Booking Fee 3,99NZD
スーツケースを積んで乗車。今日の運転手さんもツアーバスではないのですが、ずっとガイドしながら運転しています。昨日一昨日と通った馴染の道を途中まで走りダニーデンに向かいます。
クリスマスホリデーの時期だったので、キャンピングカーで旅している方も多いし施設も沢山あるようです。
ワイン用葡萄畑もよく見かけました。風車は冬の激寒対策なんだそうです。
牧草用散水機 一機150万ですから、ここの牧場主は頑張りましたね~~
初夏なので何処に行っても花が咲いていて綺麗でした。
墓地 ヨーロッパ風?
かなりの数の羊がいるのでしょうが、牧場が広すぎてちらほらにしか見えません。
途中何か所か町で停車 トイレ休憩もありました。全てがタッチパネル式の最新型公衆トイレがある所ありました。写真撮れば良かった。失敗
このバスのルートは下記の通りで☆は事前予約があれば停まるバス停になります
☆Lake Esplanade YHA(Queenstown)7:20発→Queenstown7:40着 7:45発
→☆Frankton(Queenstown)→☆Arrow Junction→Cromwell→☆Clyde(Railway Station)→☆Clyde Rail Trail Terminus →Alexandra→ Roxburgh→☆Ettrick→☆Millers Flat→☆Raes Junction→Lawrence ここで10分休憩あり→☆Waitahuna→Milton→☆Waihola→Dunedin Airport→☆Allanton→☆Mosgiel→☆Fairfield→☆Green Island(Dunedin)→☆Dunedin Public Hospital11:59着→Dunedin12:05着
休憩したLawrence?の小さな町
映画のロケに使えそうな木造の平屋のお店が並び、骨董屋さんもあって、何やら建物に写真付きの説明書きがあり、こんな町にも1泊してみたかったな~~~
Dunedin Public Hospitalが泊まる宿に近いのでこちらで下車しましたが、宿の直前で急坂になり大失敗。タクシーが近くで拾えるバス停で下車した方が良かったです。ダニーデンの街は急な坂の多い街で地図では傾斜が判りにくいので要注意です。
97 Motel Moray
今夜はここに泊まります。メールで問い合わせしても返事がなかった処だったので家族経営の小さな宿かと思っていましたが、かなり大きな処でした。
ダニーデンでレンタカーを予約していて、そこにもホテルに車届けて貰えないかメールしたのですが、返信なしだったのですが、フロントでレンタカー会社が来るって伝言あり あらら良い方に連絡取れてるじゃない
そう云えばクイーンズタウンでもロッジとツアーバスが連絡取れていて、返事がなくても意外にきっちりしているこの国です。
部屋に入り一休みしているとレンタカー会社の方がやって来て、私達を乗せて会社へ行き手続きをして、帰りもお願いしたらモーテルまで誘導してくれました。親切で良かった!!!
NZのレンタカー会社は殆どが空港で借りて空港返しになります。
今となってはですが、今回クイーンズタウンのバスがダニーデンの空港で停車したので、ここで下りて空港でレンタカーを借りるようにしておけば荷物持って坂道登らなくてすんだのです。大失敗です。
返却はクライストチャーチです。街から空港まで距離ありそうなのでなんとかホテルにピックアップ出来ないかと思ったのですがダメでした。
ここもクライストチャーチ空港からオークランドに飛行機で移動だったので、クライストチャーチにいる間借りておいてという方法もありでしたが、飛行機が早朝でバタバタしたくなかったのと、多分クライストチャーチは遠出はしないと思い到着日空港返却にしました。
海外でレンタカー借りて助手席でナビをやった経験は何度かありましたが、自分で運転するのは初めてだったので、土地勘がないとこういうこともなかなか思うように行きません。何事も経験。今後何処かで生かせるかしら?
お昼時間がずれてしまったのでレストランは閉まっていたりで、トルコ料理のファストフード店で野菜たっぷりのケバブを食べましたが、そろそろ疲れが出て来たのか食欲ありません。
4時間半のバス移動は景色を眺めていたらあっという間と感じましたが、今夜は「オタゴ半島ワイルドドライブツアーとブルーペンギンパレードツアー」も予約してあります。
ブルーペンギンは日没後に海から帰ってくるのでツアーは17時15分ピックアップ~23時30分まで
NZに着いてから個人旅行なのに結構強行軍なスケジュールです。
お部屋でそれまで休憩しました。洗濯する暇もなくてランドリーがあるモーテルは助かります。洗濯2NZ 乾燥2NZでしたが、乾燥機は前の人が使った時間が余っていたのかコイン入れずに乾燥出来ちゃいました。
このモーテルは大きなホテル?と2階建てのモーテルが同じ敷地内にありフロントは大きな建物の方にありました。モーテルの2階にはスロープであがれるようになっていて、車いすの方も泊まっていました。エレベーターはありません。
お部屋にはキッチンが付いていてお皿なども揃っていて長期滞在にも便利そうです。
ダニーデンの中心地 オクタゴンにあり駅までも近いです。
IS GLOBAL SERVICESの中村さんが迎えに来てくれました。
ツアーに参加する他の方がラーナック城 Larnach Castleに行っているのでそこに迎えに行きますとのこと。明日そこへブランチに行く予定なので下見が出来てこれはラッキー!
ダニーデンは南島では第二の都市で中心部にはビルもあり、1860年ゴールドラッシュでスコットランドの移民により発展した街です。
スコットランド風の建物もあって素敵な街ですが坂が多いです。
中心部から離れると平屋の木造住宅が並んでいます。
まずはイエローアイドペンギンプレイス Yellow eyed Penguin Placeに行きました。
ここでコロニーの説明を聞きます。建物内が暖かくて睡魔が襲って来ました。
イエローアイドペンギンは現在では世界でここNZの南島に野生で3000頭いるのみなんだそうです。
名の通り目の処が黄色になっています。思ったより大きなペンギンで
保護するために個人の敷地をコロニーとし、ペンギン専用の病院も作り入場料はそのために使われているそうです。
全く動かないので置物のようです。
広い敷地なので専用バスで移動します。
整備はされていますが舗装されていない坂道が多いので、運動靴がいいですよ。
こういう整備された通路を通ります。ペンギンを刺激しないよう考慮されているのですね。
この湾に現れるそうですが残念ながら病気療養中の保護されているペンギンしか見られませんでした。
毛が生え変わる時期は冬眠する熊のように餌を沢山食べておいてじっと生え変わるまで動かずにいるとか
そう云えば南アフリカで毛が生え変わる時期のペンギン見た時、みんなじっとしたわ。そういうことだったのね。
ここにはブルーペンギンの巣もあり、巣の中にペンギンがいましたが、こちらも顔は見られませんでした。
写真撮影はOKですがフラッシュは禁止です。
ブルーペンギンは世界各地に生息している小さなペンギンです。
ペンギンいますよ
ダニーデンは1年間の降水量は700mmと多いのですが梅雨・台風・地震はないそうです。
NZの国土の7割が森林だったけれど白人が入植し伐採し、森が巣であったイエローアイドペンギンが減ってしまったと云われているそうです。そこでここも樹を植えてペンギンを増やす努力をしているとか。。。
ここにはあざらしもいましたが、こちらも動かずで水族館で見た方がいいのでは???でした。
次にアルバトロス(アホウドリ)を見に行きました。晴れてはいるのですが半島の先の方に行くと風が強くなり、飛ばされそうです。
上空を飛ぶアルバトロスを撮影するのはかなり大変です。
背黒かもめも飛んでいますがかもめは羽根をバタバタさせて飛びますが、アホウドリは羽根を広げて風にのるようにダイナミックに飛んでいました。
羽根を広げると3m 体長1,2mとかなり大きな鳥です。夕方の冷たい風が吹く時間に良く見られるとのことでしたが、この日は正にそんな日でした。
ここには黒鳥もいました。海水にもいるんだそうです。
ロイヤル アルバトロス センター Royal Albatross Centreで日没に帰ってくるブルーペンギンを見るために暫し時間があり、ここで簡単な食事をします。
チーズロールという食パンに溶けたチーズを巻いただけの簡単な食べ物がこの地の名物というか家庭料理の一つと聞いていたので、食べてみました。
シンプルですが食欲なかったけれど、これはとっても美味しかったです。
外はますます風が強くなりかもめも飛ばされるような状態。外で写真を撮るのは命がけ状態です。
9時近くなり強風でペンギンの戻ってくる湾に徒歩で下りて行くのは危険と思われるとセンターの担当者が云っています。ぎりぎりまで待ってどうするか追って知らせるとのことでしたが、中止になりました。
ブルーペンギンツアーの代金は返金になりました。翌日再参加も出来ますが私は移動してしまうので残念ですがモーテルに戻りました。
ツアー代金155NZD 返金45NZD
ツアーでなく個々に行くことも出来ますが、オタゴ半島の道は山道で車同士がすれ違う場所など熟知していないと運転は風も強く危険です。
ケープタウンもそうだったけれど、南の端の方って風が強いのね。
長くて大変な1日でした。
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