2013年6月22日土曜日

ポルトガルPortugal コインブラ編

5月24日 今日はコインブラ大学を見学します。ここの図書館は世界一美しい図書館と言われています。


早朝 鳥のさえずりで目覚めました。窓からコインブラ大学のある丘が見えます。霧がかかっています。
反対側はやはり霧が濃くまっすぐのびる道の先の方が見えません。
 
ホテルの前の細い道 お店や昨日行った豪華飯店が右手に見えます。
 
コインブラは1139年~1255年までポルトガルの首都でした。
 
徒歩でコインブラA駅の右手の道から迷路横丁に入り、サンタ クルス修道院に出ます。
 
修道院ではミサが行われていました。
ここにも素晴らしいアズレージョがありました。
 
修道院の隣が市庁舎 そこを右に曲がり坂を上ります。
美しい建物がありました。レストランのようです。

市場があります。市場は外せない私達です。


ここの市場は大きくて2階もお店があり、食材だけでなく衣類などもありました。
 
 
 
 
市場の向かい側の塀にもアズレージョが
 
実は市場の先に有料のエレベーターがあり、それに乗ると大学のある丘に楽に行けるはずだったのですが、エレベーターは休業中
で、チケット売り場の方に教えてもらってすぐそばのバス停からバスで行くことにしました。
バスは103番 他にも大学行くバスはあるようでした。1.6€
 
バスで行くならコインブラA駅からもバスはあったと思います。
 
コインブラ大学にはメインストリートのRua Ferreira Borgesにある
アルメディーナ門から坂道や階段を通って歩いても行ける距離ですが、ちょっと門が判りにくいです。行きはバスで行き、帰りは徒歩で降りて来るのが、カテドラルなど見ながら効率良く周れます。
 
 
バスを降り振り返った左手の建物に大学のチケット売り場があります。
シニアと言ったら初めて身分証を求められました。若く見られたようで、本当にover 65だったので驚かれました。
私は身分証なしっていうか。。。で大人料金7€ シニアは5.5€でした。
 
チケットに見学する建物が描かれていて、ここで図書館の見学時間を指定されます。また、見学できる建物の順路を記入してくれました。
 
鉄の門から構内に入ります。

大きな広場が中心にあり、黒いマントを着た、そうリスボンで見た卒業式の服装の男女学生が数名いました。彼らは広報担当? 立派な装丁のコインブラのDVDを売っていました。イケメン君だし、日本語の説明も書いてあったので、購入しました。

これから見る図書館は撮影禁止なので、これ欲しかったのです。本当は
 
 
コインブラ大学です。

これが図書館の建物です。ここに指定された時間にスタンバイします。
 
英語による説明付でした。
1724年に建てられ約30万の蔵書があります。
宮殿のように光り輝く金泥細工の図書室。当時ゴールドラッシュでわいたブラジルから金は運ばれて、ふんだんに使われたそうです。
 
さわったら崩れそうな古い本はうっすら埃がかぶっていました。本が傷まないように最小限の明かりを取り込み、閲覧用の机などの家具もぎっしりと彫刻がなされていて、皆言葉を失います。
18世紀にポルトガルで流行したバロック様式の木の彫刻に、金箔が貼られています。
 
学生も利用できるそうですが、人間の息に含まれる二酸化炭素が本を痛めるために
入場制限がなされています。
 
天井には各大陸の女性が描かれていて、ポルトガルの繁栄を表しています。
 
内部の写真はこちらのサイトでご覧ください
 
コインブラ大学は元はリスボンにあり、コインブラに移り、またリスボンにと数回移転した後に
コインブラに落ち着いたそうです。
 
図書館を見学後、時計塔の左手を見学。チャペルや博物館があります。
チャペルはドアが閉まっています。ドアの左手にあるブザーを押すと、開けてくれます。
これは調べておいて良かったです。

 この写真を拡大(写真の上で左クリック)すると、DVD売りの学生が見えます。女子も美人でした。
男女とも賢そうでした。



広場からは緑豊かな景色が見えます。女子の学生が何やら大きな声で、発表練習していました。

学食です。階段にもアズレージョ

今日の学食メニュー?
 

構内の中庭、学生がいます
 
こんな素晴らしい校舎で学べるなんて羨ましいです。
 
ポルトガルは5月が卒業の時期です。第2週目の火曜日に学生達のパレードがあり、卒業生は学部ごとのシンボルカラーを身に着け町中を行進するそうです。学部のカラーのリボンをマントに着けて街を闊歩していたこともあったとか。リスボンでマントにリボン着けていたのはこれだったのですね。
 
ちょっと日がずれてしまい見れなかったのが残念でした。
 
大学を出て友人は水道橋を見に行き、私は国立マシャード デ カストロ美術館に行ってみました。
かなり大きそうなので、すぐ前にある新カテドラルを見学
入館料1€
 
イエズス会のコレジオ付属教会。1598年~約1世紀を要し完成
パイプオルガンも左右にありました。
 ここにはコインブラ大学に初めて留学した、ベルナルド という人が眠っています。
 
こちらもまばゆい金の装飾

新カテドラルの前で友人と待ち合わせ
ぶらぶらしていたら、一人旅の日本人の男性に会いました。日本人ツアーに紛れて図書館を見学出来てラッキーだったとか。
その後私の友人とも新カテドラルの中で会ったらしく、待っているのを知らせてくれたそうです。
 
美術館に沿った道を下ると、この美術館の地下にはローマ時代の地下堂がありますが、この道からのぞき見ることが出来ました。

旧カテドラルに出ました。
 
こちらは1162年に建立されたロマネスク様式の教会です。
 
ランチはサンタ クルス修道院脇の カフェ サンタ クルスでポルトガルのホットドックにチャレンジ
ウインナーが半分に切ってあり、それにハムが載っている不思議なものでした。
ウインナーはあまり美味しくなかったです。
アイスティーは何処も缶入りのが出てきます。
 
ホテルの近くにあるワッペン屋さん
小さな店でしたが、いつもお客さんがいっぱいいました。このワッペンを写真の人形のような
マントの裏に付けるのです。
学んだ学科のワッペンをマントの裏に貼り、取得した単位を誇示するのだそうです。
 
日本でもこういう習慣あればいいのに。。。
 

警察のワッペンもありました。これって本物?普通に売っているの???
 
ワッペン屋さんの脇に手芸用品店があり、クロスステッチのテープなど、嬉しいgoodsが沢山ありました。ここの路地は安くて質の良いTシャツのお店や、良いお店が揃っていました。
 
夕食は友人が見つけてくれた炭火焼の店。
 
アデガ パソ ド コンデ
Rua Paco do Conde 1




骨付きの豚肉 鳥 子豚の3種類を注文
お野菜もたっぷりついています。
サラダを別に注文・ワイン1本・アイスティーで総額27€
ここは地元でもかなり人気のお店のよう
 
入口は小さいですが、中は100人くらいは入りそうな大きな店が、9時には満員になりました。
コインブラ大の学生もいました。
 
大正解 とっても美味しいお店でした

プリンのようにカラメルがのっているアイスクリーム
デザートに食べてみました。とても大きいのでシェアしました。


 
レストランの入り口です
 
レストランを出た目の前にFADOの店があります。
 
コインブラのFADOは男性の歌が多く、女性に捧げるセレナーデや学生生活を歌った明るい曲など、歌い手はコインブラ大出身者が殆どとのこと
 
ここも友人が昼間お店で聞いてきてくれたので、入ってみました。
リスボンではチャージがあったので、そう思って入ったら、飲み物代だけで聞くことが出来ました。
男性2人が楽器を演奏しながら交互に唄います。


途中から素人さんが飛び入りで歌い始めました。すごく上手です。
左手の白シャツのフリオ イグレシアス似の男性がこの店のオーナー
写真の左端にいるベッカム妻似の女性が奥様

赤いカーディガンの男性も飛び入り
お上手です。
 
歌声喫茶風になり、盛り上がってきました。
 

11時を過ぎたので帰ることにしましたが、まだまだ盛り上がりそうでした。
珈琲代 2€ でこんなに楽しめるなんて 素敵!

 
部屋に帰ると、コインブラ大のライトアップが見えました。
 

2013年6月21日金曜日

ポルトガルPortugal ナザレ コインブラ編

長くて読むのも疲れるわよってお友達に言われてしまいました。(笑)

本当にそうでしょうね! 読んで頂いてありがとうございます。尚も続きます。宜しくね!

5月23日 今日は午前中ナザレでゆっくりして、午後からコインブラに向かう予定でした。バスで移動したいと思い日本で調べてみたら、都合のいい時間のバスが見つからず、電車の移動も考えていました。電車は離れた場所にあるので、ちょっと面倒です。

ナザレは小さな街だったので、2日でも充分ゆっくりと過ごせました。

ナザレのバスターミナルコインブラ行きの時刻表を教えてもらったら、

6:25  8:10 10:50  14:55  16:10  19:25

10:50 14:55以外の便はPortoBragaまで行きます。

REDEのサイトでバスの時刻表を調べることが出来ます。
www.rede-expressos.pt

そこで、10:50のバスに乗ることにしました。すっかりお馴染みになったバスターミナルから乗ります。
今日もバスが来るとおじさんが外に出てきて、大きな声で何行きのバスか知らせてくれます。
昨日のバターリャ行きのバスも10:50発。この時間には数台のバスが来ていました。


REDEの急行バス 
この会社のバスは綺麗で設備も充実しています。無料wifi付 座席には230Vの充電用のコンセントもありました。
ナザレ→コインブラ 運賃 13€

TEJOのバスでスーツケースを車内に持ち上げるのは大変でしたから、荷物をキャビンに入れられただけで幸せでした。
席と席の間の下の方にコンセントあります


ナザレから乗り込んだバス会社の人?運転手さんの横でずっと運転手さんに話をしています。
LEIRIAに停車するまで、彼の声が途切れることはありませんでした。
ポルトガルの方はお喋り好きな方が多いように感じてはいましたが、この方は出会った中で
トップ賞でした。何をそんなに話していたのかしら。。。

途中LEIRIAのバスターミナルで15分くらい停車しました。ポルトガル語が判らないので、そんなに停まるとは思わなかったのですが、運転手さんが目の前のカフェでお喋りおじさんとパンを食べ、珈琲を飲んでいます。なんだこれは。。。です。
トイレに行きたかったので、運転手さんに出発が何時か聞きに行きました。

LEIRIAでお喋りおじさんは下車して、快適にコインブラに12時50分 到着しました。
タクシーでホテルに行きました。タクシー4.8€

コインブラコインブラ大学がある学生の街 さすがに若者が多いです。
人口の2割が学生だそうです。ポルトガルの文化の中心地と言われています。
 
中世の建造物も沢山あります。

1143年ポルトガル建国時にここが首都でした。
1255年までブルゴーニュ王朝の中心として繁栄し、遷都後は学生街として有名になりました。
リスボン・ポルトに次ぐポルトガル第三の都市です。



ホテルはコインブラA駅のすぐ近くです。コインブラにはこの駅とコインブラB駅があります。

コインブラA駅です。
ホテルはレストランも経営していました。HOTEL Vitoria
コンパクトなお部屋ですが、最近リフォームしたのか、中はモダンな作りで綺麗でした。
経営は家族でやっているのか到着した時は英語が通じないお婆さんがフロントにいて、お部屋まで案内してくれました。

一休みして出かける時にはお爺さんがフロントにいました。英語は通じないようです。
駅からモンデーゴ川沿いの道を観光案内所 i まで行ってみました。
駅前なので、バス停も沢山あり、お店もいっぱいあります。


観光案内所を川と反対側に左折すると、コインブラ銀座? フェレイラボルゲス通りに出ました。

お腹がすいたのでまずはランチです。
ポルトガルの郵便ポストは昔の日本のポストと同じ形で色も赤です

この街も横の道を覘くと坂になっています。
サンタ・クルス修道院まで行き、左折すると細い路地が沢山あり、お店がぎっしり並んでます。
子供服のお店が沢山並んでありました。
この迷路歩きは家庭雑貨から飲食店 なんでもあってとっても楽しいです。

ぐるぐる迷路歩きをしてホテルに戻ります。大きな駅のそばなので、迷子にならず
このホテルはお薦めです。1泊 30€ 激安でし30

夕食はホテルのすぐそばにあった中華料理の「豪華飯店」にしました。

春巻きです。ここも英語は通じなかったです。
油が違うのかポルトガル風揚げ春巻きという感じです

麻婆豆腐
雲呑スープ これは美味しかったです。雲呑に殆ど肉は入っていませんが、スープが美味です。
この他にエビチリ 焼きそば お茶 ビール ワイン1本をとり、合計32,9€でした。



夕食後モンデーゴ川縁に出てみました。

サンタ クララ橋が見えます。