2014年2月25日火曜日

眞葛焼展  黒田辰秋の世界展

二つの展示会を見に横浜に行きました。


眞葛焼展はみなとみらい線 馬車道駅 近くの神奈川県立歴史博物館で3月2日まで開催されています。


これは開港まもなく横浜で宮川香山という陶芸家によりはじめられたものです。


京都の陶工だった初代香山は横浜に移住後西洋文化を吸収後新たな美を作りだし、
万国博覧会など世界でも認められるものになりました。


絵柄は非常に細かく繊細で、そこに立体的に鳥 花 蟹などが装飾された日本では珍しい技法です。
神奈川県立歴史博物館のサイトは下記を
http://ch.kanagawa-museum.jp/tenji/sogo/makuzu.html


眞葛焼きについては下記をご覧ください
http://kozan-makuzu.com/kozan.html


横浜 そごう 6階 そごう美術館 にて黒田辰秋の世界展が3月10日 まで開催されています。


木工作家 黒田辰秋は生地から仕上げまで一貫製作を志、独学で制作をはじめ、柳宗悦 河井寛次郎 と出会い 民芸運動に参加後 京都の鍵善良房から注文を得て、有名になっていきました。


拭漆・朱漆・螺鈿・乾漆など多くの技法の巧みさ 力強いフォルム 川端康成 小林秀雄 武者小路実篤 白洲正子 黒沢明など 多くの人が彼の作品を愛用しています。


象嵌も朱漆も素晴らしいのですが、私はタモ欅の木目の美しさが生かされた作品が特に好きでし
た。


会場については下記をご覧下さい
http://www2.sogo-gogo.com/common/museum/archives/13/kuroda/


作品写真は下記をご覧ください
https://www.google.co.jp/search?q=%E9%BB%92%E7%94%B0%E8%BE%B0%E7%A7%8B%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%B1%95&hl=ja&rlz=1T4SNJB_ja___JP463&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=ty0MU5TlJoWfkAWdxoH4Dw&ved=0CDgQsAQ&biw=1280&bih=548











気仙沼 「フリースペース つなぎ」

ソチオリンピックも パラリンピックを残すのみになりましたね。


パラリンピックの選手の活躍も期待しています。


大雪もひと段落 今週は少し暖かくなって、陽射しも明るく、やっぱり太陽に元気貰えます。


2月はとっても忙しい上に、深夜のオリンピック観戦で睡眠不足になり、じわじわと疲れが出てきました。歳をとるとじわじわやってくるのが、困ります(笑)


3・11以降 共に支援活動してきた「つなぎの会」の仲間 気仙沼の 中村さん 高橋さんが 現在気仙沼で行っている「フリースペースつなぎ」が1周年を迎えて記念の文集を送って下さいました。


そこで会についてご紹介させて頂きます。


①震災の影響による不登校・ひきこもりの若者が増えている


②人口の少ない土地柄 地域のつながりが強く、子供への目が届きやすいという利点の反面、不   登校 ひきこもりを非難され、外にでづらくなる 生き辛さが増し 理解されないことも多い


③義務教育期間の市 県の支援体制はあるが、震災があった年に中学に入学した子供たちは卒業の年になり、支援を受けられない年齢になる 県では年数回 相談会は行っているが 居場所作り支援は行っていない


このことは本人は勿論、家族の支援も必要であることから
こういうことで悩んでいる若者や家族が集える場 を作り みんなで元気になろうを目指しています。


まだまだ難問ばかりで
場所がない  空スペースが気仙沼で確保することが現状は難しい まだ自宅も無い方がおおいですから そうでしょうね。現在はボランティアスタッフの家を開放しています。


経済的に大変   運営するには一人数万の負担が必要になり、しかし震災で家や職場を失った方が多く、財政を確保できない


現在は東京シューレの助成金でパソコンなどハード面は揃ってきましたが、資金難なので有給スタッフを雇えず
ボランティアで月2回の活動をしています。


出来れば週3~4日開いている状態がいいのですが、ボランティアスタッフも定職があり、やむなく今は月2回とのことです。


交通の便が悪い  震災により公共交通も少なく 親の送迎に頼っている状態


専門的助言 アドバイス を受ける機会が少ない 現在はこれらも東京シューレなどの支援に頼っている状態。東京から来て頂くので、どうしても回数は限られます


とのことでした。


月1回 皆様にもこのブログでも活動をお知らせしてきました。やっと1年 1年で随分形が出来て頑張っているな~と思っていますが、
まだまだ大変なことばかり、文集を拝見すると、でも絶対いまの気仙沼に存続して欲しい場なので、皆さん 支援してもいいよってお思いの方いらっしゃったら、宜しくお願いします。


がんばりっこちゃん というフェルト人形 1体500円 で販売し、活動資金にさせて頂いています。
スタッフや若者たちががんばって作っています。


ポストカードは1枚150円で販売しています。


こちらはつなぎの会 茅ヶ崎支部の方々が応援してくれています。


フリースペースつなぎの会 ホームページ
http://spacetsunagi.wix.com/kesennuma#!contact/czpl




3月9日 日曜日東京 新宿西口 地下小田急改札口 付近にて復興支援チャリティーとして
がんばりっこちゃん の販売を行います。


また岩手の物産の販売も致します。こちらは気仙沼の保育園 おひさまの支援もさせて頂きます。


新宿を通る方 ご協力頂けたら 嬉しいです。


大きな声を張り上げていますから、すぐに判ると思います。