2014年5月31日土曜日

ペルー ブラジル アルゼンチンの旅 3日目 リマ市内観光

朝食はホテルで頂きました。

午前中はホテルで自由行動だったので、ホテルの隣のショッピングセンターに行ってみました。

ホテルの地下階のドアを開けると目の前がショッピングセンターです。


ツアー旅行の最大の難点は自由時間がないこと。貴重な時間です。

大きなスーパーマーケットやフードコートもあり、他の国のショッピングセンターと変わりません。



銀のアクセサリーの素敵なお店 発見  後で判ったのですが、シェラトンホテルの1階にもこのお店がありました。品物がちょっと違ったようですが。。。

ちょびっと買い物。アクセサリーと衣類を買いました。消費税が18%高いです。外国人の免税はありません。

USドルが使えます。カードは使えますが、店によっては8%の手数料が取られます。なので、今回は殆ど現金買いしました。現金持ってきて良かったです。

物価は安いみたい。スーパーマーケットで変わった歯ブラシを見つけたので大人買いしちゃいました。かさばって邪魔でしたが(笑)

11時半 ホテルを出発してバスで市内観光をします。

ホテルからちょっと行った処に密輸入品を売るデパートなんてものがありました。安全な場所とは言えないそうですが。。

DVD1USドルで売られていたりだそうです。

ワールドカップも行われたナショナル スタジアム
車窓からなので、なんだか判りませんね

人口密度は24平方キロメートル/人

リマの人口は1000万人 
鉄道は1路線しかなく週に2~3回運行

交通網はバスか相乗りタクシー(一人1ドル)なので、道は渋滞が激しく運転も荒いです。10cmの隙間があると割り込んできます。何度もドキッとしましたが、意外に大きな事故は少ないとか

新車率9,5% 海外で使われた中古車が殆ど 日本車は人気あるとか 漢字が好まれているそうで、ペルーで右ハンドル仕様は左に改造されるそうですが、塗装はそのままなので、廃車になった日本車の中古が会社名とか書かれたまま走っているとか。現地ガイドさんの話では、今まで観光に来た日本人で自社の車に遭遇した人が数名あったとか

漢字好きはタトゥーにも及んでいて、マッチョな男性が意味判らず、恋 愛なんて入れているそうです。図柄として幾つかの漢字のパターンがあるそうです。

我々が意味考えずに横文字Tシャツ着るようなものですね

公立学校は朝 昼食付きで午前中授業 無料 義務教育は小学校だけ

私立学校は月に22万円の授業料なんて学校もあり、貧富の差はとっても激しいそうです。

先住民族が37%  混血が47% 白人が15% 日系人は0.9%で沖縄出身者が多いそうです。

カソリック信者が80%  プロテスタントが20%

言葉はスペイン領だった名残でスペイン語  ケチュア語があるが、特にクスコやマチュピチュの方に残っているが、この言語には文字がないとか。方言のような感じなので、都会で使うと馬鹿にされるとも。人種差別は意外にあるとも。今は差別は法律違反になるらしいです。

現地ガイドさん、とっても勉強している方で何を聞いても答えてくれて、頼もしいです。

目がくりくりっとしていて、沖縄の人の顔でしたね~


日本の九州にバブルの頃出稼ぎに行っていたそうです。バブルの頃は日本で建設関係の仕事をする斡旋が沢山あったとか。

日本語と同じ発音で違う意味の言葉がいっぱいあって、バカ=牛のこと アホ=にんにくとか

選挙は国民番号制になっているので投票率は高いそうです。投票の会場手伝いもアトランダムに選出され、やらないと罰金をとられるそうです。

政治の腐敗は今もすごいようで、すぐ利権につながり、国民の生活は良くならないとも。これは義務教育とも。関係していて、国民が学習すると政府にはむかうようになると、教育改善が行われないとも。何度も通学風景に合いましたが、制服があるようでしたし、親が送って行くようでした。なので、朝と昼に渋滞がひどくなります。

リマはフンボルト海峡に接していて海水が23度くらいと高いので、雨は少なく風も弱いけれど、曇りの日が多いそうですが、私たちはその少ない雨にあたりました。

カカオとコーヒーの生産量は世界一

まずはランチということでこちらのレストランに行きました。

サラダ・鳥ソティー・ガーリックパン・シャーベット





1996年12月17日に在ペルー日本大使館占拠事件がリマで起きました。言われるまですっかり忘れていましたが。翌年の4月22日まで占拠された大事件でしたね。

その後場所を変えて建てられた現大使館公邸 広かったですね~こんなに必要かなでしたが。日本語 スペイン語の両方喋れる人はこの時の仕事の日当が物凄く良かったとか。

現日本大使公邸 二重の柵が張り巡らしてありました。

ラルコ博物館に行きました。ここはインカの遺産の宝物館でした。

入口を入ると右手にチケット売り場とミュージアム ショップがあります。




ミュージアムショップとっても良さそうだったけれど、ゆっくり見れなくて残念でした。

左手の花の道を上り、右手に博物館の入口があります。リマは秋ですが花がとっても綺麗でした。








最初に入った部屋が床から天井までぎっしりのお宝




びっくりです

ずっとこうなの?って思いましたが

まだまだ倉庫はいっぱいあるそうです。

で、綺麗に展示された部屋







これらは撮影した写真のほんの一部です。きりがないので、このくらいにしておきますが。。。
インカの遺産って愛嬌があって可愛いものが多くて、なんだか愛おしい感じです。

出来ることなら持ち帰りたいって思いますね。

行く前に 「マチュピチュ探検記」青土社  マーク アダムス著 という本を読みました。

アメリカ人が書いた本なのでマチュピチュを発見したハイラム ビンガムがインカ遺産を持ち帰ったことに好意的に書かれていましたが、ペルー側の意見も聞くと、大国のおごりを感じます。

この本はマチュピチュに行かない方でも面白く読めますので、お薦めします。

この本でも今でもアメリカ イェール大学にあるインカの遺産を巡ってペルー間と裁判になっていることが書かれていますが、確かに持ち帰りたくなるかも。。。です。

アメリカ側の言い分では返還すると売られて判らなくなる恐れがあるとか。。。確かに無いとはいえないけど。。。

アルマス広場に行きました。リマの旧市街地区にあり、ペルーで一番古いカテドラルがあります。ピサロ自身が礎石を置いた所です。1535年建設を始めました。ピサロの遺体もここに納められています。





                   大統領府 ピサロも住んでいた


 360度素晴らしい建物がこの広場を囲みます。

この辺りは世界遺産になっていて、17世紀~19世紀の古い建物が503軒並びますが、建造物は個人所有で修理も個人がしなければならないので、修理が出来ず、地震の多いこの国ではかなりの負担となり、修繕できないものも多くありました。


ものものしい警察車

アルマス広場から歩いてデサンパラドス駅の方に向かい駅の手前を右に曲がりサン・フランシスコ教会に行きました。





世界遺産の町並みを歩き今日の観光は終了です。

もっと見たかったなあ~

夕食はホテルのレストランで

芋とサーモンとチーズの前菜

牛肉 玉ねぎ ポテト ライス添え

デザート  ムース

メロンジュース


肉料理の写真撮り忘れました。ペルーの料理は野菜が多く、日本人にはとても口に合う美味しい料理です。昼のお食事も美味しかったし。。。旅が楽しいです。

シェラトン館内 吹き抜けになっています