2013年7月24日水曜日

ポルトガルPortugal リスボン 最終日です

6月1日 長かったポルトガルの旅もいよいよ今日が最後です。過ぎてしまえばあっという間だったような。。。帰りたくないな~と思ったほど、ポルトガルは居心地の良い国でした。

飛行機は午後2時15分です。残りわずかな時間を28E番トラムで終点まで行ってみることにしました。トラム=市電はバス停と同じ場所が停留所になっている所が多いです。

数字の後にEがついているのが、トラムの路線番号です。

切符は乗車する時に車内でも買えますが、地下鉄・バス共通パスを使った方がお得になっています。先日チャージした分が残っているので、パスを使います。

ポルトガルで驚いたことは、バスや市電の車内で運転手さんから切符が買える事。しかも小銭のお釣りをしっかり用意してあることです。

ヨーロッパでこういう光景は今まで体験したことがありませんでした。

28番が通っているRua dia Conceicaoに行きました。アウグスタ通りからこの通りに出た辺りには、手芸材料店がいっぱいあります。前から通る度に気になっていたので、のぞいて見ようと思ったら、10時開店とか。一周りしてからにします。9時だいの市電は11分おきだったので、ショウウィンドウをゆっくり見て歩くことが出来ました。





 
前に28番でアルファマ地区に行ったので、逆方向に行ってみます。


今日も女性の運転手さんです。車内の改札機にカードをタッチします。降りる時はボタンを押しますが、市電はボタンが少なくて、高い位置にあったりするので、チェックしておかないとあぶないです。
前から乗って、後ろから降ります。
空いていたので、座れて良かったです。坂道が多いリスボンでは、乗り物に乗って座れないと急な傾斜道では、床が木なので滑って結構立っているのが大変です。

観光客もちらほらいて、地図を見ています。シアード美術館を通り、有名なカフェ ブラジレイラを通って住宅街のような街を上ったり下ったり。。。ジェットコースターのゆっくり版みたいで楽しいです。


終点はPrazeresという墓地でした。この先に行くとモンサント森林公園というのがあるようですが、時間がないので、終点で降りてまた同じ電車に乗りました。
国会議事堂やエストレーラ庭園など、新市街地といった雰囲気でしたが、普通の暮らしを垣間見れたようで、なかなか良かったです。
 

エストレーラ聖堂

エストレーラ庭園もかなり広そうです。
 
カモンイス広場に戻ってきました。車窓から見えたパン屋さん美味しそうでした。
 
手芸やさんが開店したので、お買いものをしました。この国の方は手芸が好きなようで、どこの街でも手芸店は見かけました。

最後にコメルシオ広場からテージョ川を眺めます。お天気も良くて、セグウェイを練習している人たちも気持ち良さそうです。





アウグスタ通りに入った所にある、この美術館。建物にカヌーが張り付けてあって、とてもお洒落です。何度も前を通ったのに入らなかったこと後悔しています。
 
ホテルでタクシーを頼むとなかなかつかまらない。あちこち電話してくれているようだけれど、電話しながら、他のお客様の質問にも答え、他のスタッフともお喋りしながら。。。本当にポルトガルの人は良く喋る。
ホテルの前の道は工事中で車が入れません。ドライバーの方はかなり離れた場所に車を停めて来てくれました。スーツケースも運んでくれて親切です。
ベージュ色のベンツのタクシー
荷物代1.2€ 呼び代1.2€含めて空港まで11.8€でした。
 
 
お釣りはいりませんというと、すご~く感謝されて0.2€なので、長い距離荷物を運んでもらったので、こちらが申し訳なく思ったほどです。
 
最後まで良い思い出が残るポルトガル  大好きになりました。


搭乗手続きには時間があったので、軽くランチ。マンゴージュースが濃厚で美味しかったです。

空港には地下鉄でも来ることが出来ます。

今回は免税金を現金で受け取ってみようと思って、初トライ。カードで返金すると手数料を取られるって知らなかったのです。

手荷物検査を受けた場所の右手奥に書類にスタンプを貰うカウンターがあります。ここで、買った物を持参しているか確認されます。中までは見ませんが、前に並んでた方持っていなかったので、
ここでは出来ないと言われていました。カード返金でも見ることが少ないので、どうしようかなって思っていたので、持参して良かった!

スタンプを押してもらったら、同じ場所の左手にGloval Bleuのカウンターがあります。書類を出して、簡単に現金を受け取れました。Gloval Bleu以外の免税金は18・19番ゲート前にある
カウンターで同様に返金されます。下の写真がそのカウンターです。

成田でも出来るようです。現地通貨で返金されるので、いつか成田でもチャレンジしてみたいと思っています。

 リスボンからミュンヘンまではルフトハンザ機に乗りましたが、なんと乗ってからW bookinngが判明。
私の席に他の方が座っていました。全員が乗ってから、私ともう一人青年が空いている席に

3人掛けの真ん中が空席だったので、ラッキーだったかも。窓側の席の若いポルトガルの女性は香港に行くそうです。

ミュンヘンで乗り換えです。全日空機で帰ります。ゲート前にコインロッカー式の仮眠室がありました。ちょっと一眠りしたい時、手足を伸ばして眠れるのは嬉しいかもですが、寝すぎないか心配で熟睡できないかも。。
ミュンヘン空港は無料のお茶サービスが通路にあったり、喫煙室もいっぱいあっていい空港です。



長い旅でしたが、楽しいことが沢山あり良い旅でした。ポルトガルの優しい人柄のおかげだと思います。遠い国ですが、是非皆さんも行ってみて下さい。

長い旅日記にお付き合い頂いてありがとうございました。

2013年7月23日火曜日

ポルトガルPortugal リスボン  アジュダ宮殿編

5月31日 今日は市電18E番に乗ってベレン地区北側にある Palacio Nacional da Ajuda アジュダ宮殿に行きます。
コメルシオ広場付近にはポルトガルの名産 ハム ジャム 蜂蜜 等などを売る可愛いショップが並んでいます。

コメルシオ広場の回廊

暑くなってきて、あちこちでジャカランタの花が咲いています。
 

                       女性の運転手さんです
18番のトラムは4月25日橋の手前から山側に向かいます。他のトラムと違って乗客は地元の方が多いようです。途中2カ所市場も見えました。

 
やっと到着。Largo da Ajudaで下車

大きな宮殿の入口が見えてきました。右手を入り大きな建物の中庭を抜けて建物を出た右手にチケット売り場がありました。
中学生?の団体が来ていました。
入館料 10€
ガイドブックでは見学はツアーでとありましたが、写真はフラッシュはダメなどの簡単な説明があり、あとは一人でOKでした。
 
この宮殿は1761年に完成したのですが、1794年に火災により焼失し、19世紀初めにバッキンガム宮殿を模して造られたものです。現在は迎賓館として使用されています。
 

 
最初に二重のカーテンを潜り抜けて入った部屋が、なんと真っ暗。足元に豆電球が迷路のように灯っています。いきなりこんな展開でどっちに行っていいやら。他に誰もいないので、最短距離の方向を選択して、もう行くしかない。
無事に扉に辿り着けました。

早速、マイセンの花瓶がありました。

ネクタイ売り場ではありません。これはたまたまやっていた現代オブジェの展示品です。
各部屋に過去の芸術品と現代のものが飾られていました。




 緞通・磁器・ガラス・絵画・家具  どれもこれも素晴らしいものばかりです。




日本のうちわや傘が描かれた絵画がありました。



大理石の噴水の脇に、アイロンを組み合わせたオブジェがありました。

 ザクセンの間  マイセンの磁器で装飾された家具  みんな欲しい

是非写真の上でクリックして、拡大写真をご覧ください。









この宮殿でメインで使われている磁器のセット。数も多かったですが、デザインがとてもよかったです
 
10ユーロの入館料はポルトガルにしては高いと思って入りましたが、この内容に納得です。


このヒールの作品。大好きです。




 広すぎて迷子になりそうでしたが、現代アートも楽しめて良かったです。
出口に各国の言葉でご挨拶が書いてありました。
 
ご紹介したのは撮った写真のほんの一部です。この宮殿もとても広いということもありますが、観光客が少なくて不思議でした。日本のガイドブックにも少ししか紹介されてないですが、もっと見にくればいいのにと思いましたが
 
外に出て右手に行くとバス停がありました。帰りは760番のバスに乗ってみました。
カイス ド ソドレで下車して、リベイラ市場で枇杷0.45€やさくらんぼ0.65€や香辛料をお買いものしました。
地下鉄バイシャ シアードまで戻りました。



無印良品のお店 なかなか人気あるようです。


Jazzのパフォーマー とても上手で沢山の人が聞き入り、お金も置いていく人が多かったです。


カルモ通りのアイスクリーム店SANTINI
 


ガレット通りのアイスクリーム店 天使の看板が目印です。
Amorino カップでもコーンでも小サイズは3.5€  何種類でも選べます。8種類くらいを上手に盛り付けていました。

カルモ通り ガレット通りでお買いもの  素敵なお店がいっぱいあり困ります。

アウグスタ通りには今日も浮いてるおじさんがいます。そばに立っているモデルのような女性 何やらおじさんのお仲間のよう。綺麗な女性でした。
 
ホテルで一休み


香辛料の香りがスーツケースの中で喧嘩しそうなので、Rua Fanqueiros,276にある生活用品のデパート POLLUXにタッパーを買いに行きました。7階まであり色んな雑貨 文具があって、楽しいお店です。

夕食はレスタウラドレス広場の手前を右に下った、赤い幌のイタリアンのお店 ヴァレンティーノ

でピザを食べました。大きくて一人で食べるのは大変でした。
ピザ 9€ コーラ 1.95€
 
ポルトガルのケーキやさんは種類が多くて、結局あまり食べられなかったのが残念です。

 
通りの模様が綺麗な夜のアウグスタ通りです。
この日はフルートを演奏するパフォーマーがいて、良い雰囲気でした。