2014年6月12日木曜日

ペルー ブラジル アルゼンチンの旅 10日目 アルゼンチン イグアスの滝

いよいよ最後の観光です。やっと晴れました。

ホテルをチェック アウトします。

9時半 ホテル出発 バスでブラジルからアルゼンチンに入ります。

ホテルから15分も行くともう国境です。まずはブラジルから出国します。このエリアは撮影禁止です。

添乗員さんと現地ガイドさんが皆の手続きをしに下車します。

あっさりと出国です。

イグアス川にかかる橋が国境になります。ブラジル側には緑と黄色の帯があり、ほぼ真ん中(距離ではなく、川の水深のもっとも深い所が境界線になるそうですが)から、青と白 アルゼンチンの国旗の色に変わります。





橋を渡るとアルゼンチン側の国境検問所があります。

麻薬犬を連れた係官が1台1台車をチェックします。

シェパードやラブラドール 色々な犬がいます。

時々匂いを嗅いだ車のタイヤにおしっこをしたり。。。なんだか楽しい感じですが。。。

最近、密入国者や密輸が増えているとかで、この日は政府?の視察団が来ていました。

しっかり働いているアピールでかなり丁寧にチェックしています。

係官が乗り込んでパスポートと人数確認をしたり。。顔をチェックした方がいいのでは、なんて余計なこと思いましたが。。。

前に停まっているバスが、007のような、レントゲン車が横に並び前から後方までスキャンしています。普段はこんなことまでやらないらしいですが。。使節団へのサービス

女性も数名20人ほどの使節団は、写真を撮ったりお喋りしたり、かなり、和やかな雰囲気です。

おかげで20~30分待たされました。

荷物のチェックが厳しく、金属など入っていると開けたりされるとのことで、スーツケースはブラジル側のお土産店に預けて来ました。
正解でした。

アルゼンチンに入ると、もうそこはイグアス国立公園になっていて、道端にはしゃれたホテルが建っています。
ブラジル側より綺麗です。ちょっと意外でした。
 アルゼンチン側はプエルト イグアスという町になります。人口8万人 橋がない時は渡し船が通っていたそうです。

ブラジルはポルトガル語ですが、アルゼンチンはスペイン語になります。






こちらの国立公園は6万7千ヘクタール。ブラジル側の1/3の面積です。

亜熱帯雨林の再生林で落葉はするけれど紅葉樹はないそうです。9月~10月に新芽が出ます。

アリクイ 鹿 カピバラ ナマケモノ ジャガー ピューマ 猪 鼻熊など沢山の動物が生息し、イグアス川には鰐やピラニア 亀もいます。







アルゼンチン側の公園ゲートもとても良く出来ています。

公園専用のミニ電車が走っていて、駅は3駅あります。道も綺麗に整備されています。

ゲートの近くから電車に乗り終点まで一気に行くことも出来ますが、歩いて行くことも出来ます。

せっかくなので、1駅歩いてみました。お天気が良く、とても気持ちいいです。20分くらいでしょうか ちょうど良いお散歩になりました。
途中で100円玉ほどの大きな蟻がいました。













各駅にはトイレやお店もあります。

2ヶ所目の駅から終点駅まで列車に乗りました。川や赤土の道と並行して走ります。
結構距離ありました。

 

ここから大きな川にかかる歩道橋のような橋を渡って、昨日見た一番奥の大きな滝を、上から見下ろします。






                 見たことのない綺麗な鳥がいます。


鼻熊君 こちらにも沢山いました。

大きな大きな川で雨で増水しています。

水かさが少ない時は岩が見えて鰐や亀が見られるそうですが、今日は流れが速く姿がありません。

晴れたので、綺麗な蝶が飛んでいます。




駅から20分くらい歩くと滝のしぶきが上がっているのが見えて来ました。






遠くからでもかなりの勢いと判ります。

またずぶ濡れになるので、今日も合羽は着ています。でも今日は暖かいので、ミストシャワーが気持ちいいです。

悪魔の喉笛 と呼ばれるこの滝壺 しぶきで下が見えません。












音が入るとその勢いを感じて頂けるかも

皆ずぶぬれになりながらも、この自然の豪快な姿を楽しんでいます。

これで世界三大瀑布に行きましたが、体感度はここが一番でした。

列車でゲートまで戻ります。社会見学に来ていた小学生の子供達と列車で一緒になりました。
スペイン語が出来ないので話せなかったですが、見たことがない珍しいものでも見るように、しっかり観察されました(笑)
   







列車を下りた所で、どこかで見たことがある日本人の男性に遭遇。ツアーの方に話したら、都知事選に立候補していた自衛隊出身の方でした。
選挙の時には遭遇しなかったのに、こんな所で遭うとは。。。。

公園内にあるレストランでランチです。



バイキングです。肉料理がとっても美味しいです。ペルーでは牛肉は赤身でパサパサした肉でしたが、ここの肉は柔らかくて好評でした。

帰国後知ったのですが、アルゼンチンは牛肉を良く食べ味も美味しいそうです。

デザートも沢山あったので、欲張って食べました。

食事の後 又国境を越えてブラジルに入国 帰りはスムーズに通過

ブラジル側でヘリコプターに乗り、上空から滝を見ます。




5人乗りのヘリに乗り10分ほどの遊覧飛行をしました。

地上では判らなかったのですが、上空から見ると地平線までどこもジャングル

それまではこんな処にジャガーやピューマがいるの?って思っていましたが、為るほどこんなに広大なジャングルならいそうです。

ジャングルの中に切り開いて町があったのです。
小さな窓が開けてあったので、ビデオで撮影はばっちり出来ましたが、カメラを持つ手は冷たくなりました。

上空からのDVDはまだ編集していないので、改めてアップ致します。

のんびりとヘリポートで過ごした後

このモナリザの看板なんだか気になりました

スーツケースを預けたお土産店によります。なんとそこで、イグアスに来るときに飛行機で一緒だった方と再会。このツアーの方々も同じ飛行機でリマに戻りました。

4時半空港到着 夕食の機内食はサンドイッチの軽食になるので、おにぎりのお弁当をツアーで用意してくれました。空港内でお弁当を食べていると、陽が暮れはじめました。夕日が綺麗でした。



地方の小さな空港なので、軽食のお店とちょっとしたお店があるだけですが、何故か刺繍のきれいな服のお店がありました。

19時20分搭乗 19時50分LA2442機でリマに行きます。時差2時間  4時間20分の飛行でリマに到着

リマ着 22時10分

ミラ フローレス地区にあるCARMEL HOTELに泊まります。

イグアスではシャワーだったので、湯船が恋しいですが、このホテルお湯がぬるすぎなのよね~

リマの人は週末は夜通し遊ぶとか すっかりお馴染みになったカジノのある地区を通ります。
ネオンが賑やかです。


ここにもモナリザが

リマにある海の水温は23度と高く、風が弱く、アンデス山脈に囲まれているため曇りの日が多く
雨は少ないが青空の日も少ないとか。

私たちも一度も青空も星も見れませんでした。

車が多く中古車が多いので、スモッグも凄いです。

明日はいよいよ帰国です。