2015年2月14日土曜日

気仙沼 フリースペース つなぎ 2月 活動報告

2月もあっという間に半ばになりました。寒い日が続いていますね。

春が待ち遠しいです。

気仙沼 フリースペースつなぎも2周年を迎えます。その報告が届きましたので、ご紹介致します。


Subject: 二周年パーティー

いつも大変お世話になっております。

おかげさまでフリースペースつなぎも2月で二周年を迎えることとなりました。

様々な困難等ありましたが 皆様のご理解ご協力のおかげで ここまでくることができました。本当にありがとうございます。

ささやかではありますが お祝いの会を開くことになりました。もしご都合がつきましたら 一緒にお祝いしていただけるとありがたいです。

今朝の地元の新聞に記事が載りました。少し長くなりますが紹介させていただいて 皆様への案内とさせていただきますね。

「フリースペースつなぎの交流会 二周年記念」

 不登校やひきこもりのこどもたち、家族を支援している気仙沼市の「フリースペースつなぎ」の二周年記念交流会は、14日午後130分から気仙沼中央公民館条南分館で開かれる。

 不登校の児童などを支援しているフリースクール東京シューレの子どもたちやスタッフが制作した映画「不登校なう」を鑑賞し ひきこもりの原因などに理解を深める。参加する子どもたちや保護者どうしの交流会もある。

25年に設立されたつなぎは月一回の交流会や専門家を招いた研修会などを開いている。気軽な来場を呼びかけている。

 毎回丁寧に記事にしてもらい有り難く思っています
 楽しい有意義な会になるとうれしいです。

 今後の予定です。

2月28日(土)14時~フリースペース 中村宅 がんばりっこちゃんづくり
314日(土)14時~ 場所 市内公民館 親の会 フリースペース

番外編

 37日(土)茅ヶ崎市サポートセンターまつり 復興支援のイベントでがんばりっこちゃんづくり 中村 つなぎの会 フリースペースについて 一時間ほど お話してきます。

328日(土)29日(日)東京でフリースクール全国世話人合宿 中村参加予定です。

最後に今日は震災から 三年11ヶ月。建国記念日とも重なりました。

来月でちょうど四年になります。ようやく一部復興住宅ができ 入居が始まったものの まだまだまだまだ…という状態です。

来月には みんなで集まりができたらいいなあと考えています。茅ヶ崎でもお話しますが 震災の起こった意味を 生き残った私たちは何をすべきかを もう一度考えることができたらと願っています。

つなぎの会 フリースペース共々 どうぞこれからもよろしくお願いします。

皆様もくれぐれもお身体大切に。毎日をどうぞ悔いなく充実したものになるよう 自戒も込めて お祈りしています。ありがとうございました。


今年は雪も多いようです。結露はどうなったかしら?と毎冬思います。

被災され仮設住宅にお住まいの皆さんが一日も早く 環境の良い生活に戻られるようにと願っています。

 

2015年2月9日月曜日

テーブルウェアフェスティバル2015  in 東京ドーム

恒例の後楽園 東京ドームで開催される テーブルウェア フェスティバルに行ってきました。

平日の午前中でしたが、沢山の人出です。 例年より手荷物チェックが丁寧だったような気がしました。

このフェスティバルは1993年から毎年2月の第1週に開催されています。






日本全国の磁器・陶器・漆器・鍋や調理器具全般が展示 販売され、又、テーブルセッティングのコンテストも開催されています。

日本中の製品が集まり、買うことも出来るので、ドームで開催されるフェスティバルの中でも人気の高いものとなっています。

国内だけでなく海外の物もあります。今年はオーストリアの洋食器メーカー アウガルティンの絵付け師の方がデモンストレーションをしていました。

薩摩焼の絵付け師の方も毎年のようにデモンストレーションをしていて、その緻密な作業にいつも溜息が出ます。

私がやっている洋絵付けでは絵具で描き、絵具と触れる部分の金彩は一度焼成後に行います。
そうしないと、金がとんでしまうからです。

薩摩焼は日本の窯の中でも金彩がふんだんになされるのですが、その金が剥げにくいです。

皆さんも経験おありになると思いますが、食器に描かれた金彩が使用している内に消えてきたってことありませんか?

これは又、同様に金絵付けして窯で焼けば、修復は出来ますが、取れないようには出来ないのですが、今回 薩摩焼の絵付け師さんに なぜ薩摩焼は金が剥げにくいのか伺ってみました。

薩摩焼は 最初に細かい金彩をします。そしてその図柄に焼かずに絵具を載せていくそうです。

時には3ミリ角以下のような小さな枠の中に絵具を載せていきます。その根気を考えるだけで、尊敬致しますが、その時に微妙に金彩にかかる絵具が金の剥がれを抑えているそうです。

金彩がふんだんになされる薩摩焼では、使って金が剥がれてしまっては商品価値がないということから、このような技法が生み出されたそうです。

私の稚拙な説明で皆さんに上手く伝わっているか心配ですが、もしご興味がある方は、来年テーブルウェア フェスティバルの薩摩焼コーナーで実演を是非ご覧になって下さい。


薩摩焼については下記サイトなどご覧ください
http://www.tougeizanmai.com/tabitetyou/028/rekisi-more.htm