2012年9月13日木曜日

おかしすぎる復興予算の内訳

先日、以前ブログでもご紹介した友人が主催した復興支援イベントに行って来ました。

彼らは一関第一高等学校のOBで、昨年から被災地に何か出来ることはないだろうかと立ち上がり、年に2回
新宿小田急のコンコースで、一関の物産品などを販売して、売り上げの一部を被災地に支援しています。

私の弟と同級生の方々ですが、汗びっしょりで頑張っていました。

打ち上げにも参加し、一関の共通の友人がいることが判ったりと、パワーを頂きました。

facebookで毎日のように復興に頑張っている気仙沼の方々とふれていますが、今回のイベントも去年と比べると、反応が鈍くなっているとか、まだまだ遅々として進まない復興にむけて、「忘れない」を心にきざみ、応援できたらと思っています。

そんな折、昨夜深夜に、NHKで「追跡 復興予算 19兆円」という番組を偶然目にしました。
一昨日の夜も、BSフジプライム ニュースで復興予算の疑念についての番組を見たばかりでしたので、、深夜でしたが最後まで見ました。

皆さんはご覧になりましたか?
これは再放送だったそうですが
驚きを通り越して、怒りが湧いてきました。

復興予算が沖縄の道路整備・刑務所の職業訓練などなど数えきれないほど、なんでと感じるものに回っています。プライムニュースではもっと驚きのものもありました。


NHKご覧になれなかった方、下記でご覧になれます。1時間の番組です。
http://www.dailymotion.com/video/xtgdwr_yyyyyyyy-yyyyyy-yy-yyyyyyyy_news

この番組で語られなかった他にもとんでもないことに、我々が増税を甘んじて許諾して復興に使われているものと信じていた予算が使われています。
    例えば36億円を政府の官庁舎の改修に 、12億は内閣府が入る霞が関庁舎の大規模改修に、和歌山県田辺市の庁舎の修理、名古屋・釧路など全国港湾庁舎の津波対策費、東京荒川税務署など被災地以外の税務署の改修工事
     
    42億円は「国際熱核実験炉計画」(イーター計画:新しい核燃料)の研究開発・設備費用に
     
    合点できますか?

    BSフジの番組では、特別予算なので予算が付きやすいことから、各省庁が今まで他の枠で取っていた予算まで、復興予算に潜り込ませていると説明していました。

    平野復興大臣が、簡単明瞭に説明出来ない予算については、再検討する必要があると言ってはいましたが、使われてしまったらお終いです。

    国からおれおれ詐欺にあっているような印象を持ちました。

    被災地でなんとか復興予算をもらえないだろうかと奮闘している方がいます。
    理不尽と思える理屈で却下されています。
    おかしい。。。と思っていた時に、この放送でした。

    日本という国は我が身に何事も起こらなければ、そこそこ良い国だと思います。しかし、災いが生じた時、この国はなんと未熟な国なのだろうと感じます。

    昨年の震災以降の政治の流れをみても、永田町だけが違う国のように感じます。しかしその永田町が我々の舵を握っているのですから、日本はどうなってしまうのか、恐ろしく感じます。

    これでは社会保障のための増税も、何に使われるのか。。。。。

    それを見逃している私達も身を引き締めなくてはならないのでは、国をチェック、チェック



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