草花も多くなり緑の木々が見えて景色も変わりました。人が住める場所・人が住む場所をこうして自然から感じ取る。。。そんな旅は初めてだったかもしれません。貴重な体験をしました。
地球の歴史を肌で感じる広い大地を駆ける列車の旅は、思った以上の素晴らしいものでした。
プレトリアの駅の近くの複線を利用して最後尾に蒸気機関車を接続します。最後のセレモニーです。この機関車でプレトリア駅まで向かいます。
構内にロボス列車の美術館があるので行ってみました。ここに居た男性が色々と説明してくれました。40年ロボスで働いていて喉をこわしてしまったとか。しゃがれた声でした。
列車からもジャカランタの花が見えましたが、プレトリアの街は7万本のジャカランタがあるそうで、何処に行ってもジャカランタの並木があり、日本の桜のように街を彩っています。大きなきなので迫力もあり、散った花びらが紫色の絨毯のようです。
5月にポルトガルに行った時もジャカランタを見たくてその時期にしましたが、思ったほどではなく残念でしたが、今回は最高でした。ジャカランタばかりではなく、色んな花が咲いてとってもいい時期です。
プレトリアは2005年にツワネという首都の一つになり、今はプレトリアという名前ではなくなりましたが、今でもこの名称で呼ばれていました。
CHURCH SQUAREという街の中心部の人気の広場に行きました。ここには裁判所・南アフリカ連邦議会議事堂などがあり、歴史的建造物が多い処です。
芝生ではお昼時で人々が寛いでいます。おまわりさんが麻薬犬の訓練をしていました。
ドジでお昼を食べている人の処に行ってしまう白いワンチャンがいたり、なんだか外国にいるとは思えないゆったりとした時間を過ごしました。
丘の上に建つユニオン ビルに行きました。中は見ることは出来ませんが、広い公園には薔薇やジャスミンの花が咲き、この丘からもジャカランタの並木が見えます。
ネルソン マンデラ氏が大統領に就任した時にここで就任式が行われました。彼の名前がついた道や建物も南アフリカには沢山ありました。
ランチを食べに連れて行ってくれた処は大きな公園の中にある池に面した素敵なレストランでした。見たことがない鳥がいました。
南アフリカは自然がいっぱいありますが、都会の街中にも大きな公園がいっぱいあり、綺麗に整美されていて沢山の人がその公園で羨ましいほど楽しんでいました。
お昼のパスタもボリュームいっぱいです。
1886年に建てられたビクトリア様式のメルローズハウスMelrose House Museumに行きました。入場料20ランド。駅馬車のビジネスをしたイギリス人ジョージ ヘイスが建てボーア戦争の停戦協定が結ばれた場所でもあります。
今は当時の生活を再現した博物館になっています。
贅沢な生活の様子が垣間見れます。屋根裏には女中部屋があり、小公女の話を思い出しました。
裏庭にはテニスコートもありました。道を渡るとバーガーズ公園があり、この中を抜けると市庁舎・デイトソング自然史国立博物館などがあります。
この街も日本の外務省からは危険なエリアなど注意が出ています。私達は黒人のガイドさんと一緒だったので、特別治安が悪いとは感じませんでしたが、確かに交差点に物売りが現れたりとかは他の処よりは多く見かけました。。
ジャカランタの花びらです。
思う存分ジャカランタを楽しみ、車でヨハネスブルグに向かいました。高速道路のような道を通り、
サントン地区にあるガーデンコート サントンシティホテルに行きます。
ヨハネスブルグは治安がかなり悪く外国人はサントンのような新興のエリアにあるホテルに泊まります。ここにはサントンシティやネルソンマンデラ スクエアなど大きなショッピングセンターがありますので退屈はしませんでした。このエリアには大きな銀行も沢山あり、ビジネスの中心地と言う感じです。
ホテルも世界中のビジネスマンが仕事の為に滞在しているようでした。
ジムやプールもあり、お部屋も広く、大きなバスタブとシャワールームもありました。
明日は帰国します。
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