気仙沼小学校のそれはそれは広い校庭(都内の学校の6倍くらいの広さ)では、ステージが作られて気仙沼を応援する芸能人のライブがあり、そして沢山のテントのお店が出店していました。
雨が降っていて、福原美穂さんの演奏の時はビニールの屋根をステージに設置
土屋アンナちゃんのステージは大盛り上がり。彼女も感極まって涙で歌えなく一幕も。。。気仙沼の皆さんのパワーに圧倒されたみたいです。「あんたたち、強すぎ!凄い」って彼女らしい表現していましたね。
駐車場がないので、近くまで車で送ってもらい、坂道を登って小学校まで歩いて行きました。急坂の上り、坐骨神経痛がやっと良くなってきた身には、かなりきつかったです。
途中で動悸がするほどの坂、津波の時はみんなこの坂を必死に上がったのでしょうね。
ライブに間に合わせようと焦っていたので、校庭と出店の写真を撮り忘れました。失敗!!
テントではネイルshopなどもあって、凄い人気のようでした。
続いて坂を下りて、港の近くに出来た仮設商店街に行きました。
この辺は鉄筋の建物は形は残っていますが、中は流されて廃墟となり、木造の建物はみな流されて、更地になりました。今はその更地に6棟くらいの2階建ての長屋形式のプレハブのお店が出来ました。このあたりでお店をやっていた方々が商売を再開していました。
懐かしい名前のお店があって、嬉しかったです。
facebookで気仙沼の方がラーメン美味しかったと言っていた「マンボ」というお店でラーメンを食べました。ラーメン屋さんらしくないお店の名前、メニューの半分がパフェや飲み物で???
このお店は初めは喫茶店だったそうで、そこで始めたラーメンが美味しくて今ではアイスコーヒーとラーメンなんて組み合わせが楽しめるお店になったとか。
さすがに人気のお店だけあって待ちの人がいっぱいでしたが、並んで食べましたよ。
美味しかったです。港町らしい海の幸のおだしが効いていて、チャーシュウーもとろとろ。
是非また行きたいお店です。
リアス式海岸の三陸の海は平らな所から急な山になっています。
ここは港に近い場所ですが、写真の奥に見える白い手すり、避難用の階段があります。山登りのように急です。
いつもは駐車場になっている所もお祭り仕様でテーブルが設置され、こちらでもライブが開催されていました。暗くなってきた頃に、気仙沼の祭りに欠かせない太鼓の演奏がありました。本来は沢山のグループが競って演奏するそうですが、今年はやっと1グループが復活しました。
気仙沼の子供たちも小さいころから加わってやるそうで、震災以降やっとお祭りが出来たそのことを
皆さん本当に喜んでいて、去年の今頃は心の余裕すらなかったと、祭りが出来ることがこんなに幸せなことなんだと、言っていました。
廃墟をバックに威勢のいい太鼓の音色が、なんだかとっても不思議な気持ちになりました。
がれきの山だったこの辺りをご存じの地元の方には、どんな思いだったのでしょうか。。。
気仙沼の友人は涙が止まらなくなっていました。
太鼓の演奏を聞いていたら、花火が打ちあがりました。
去年に続き、東北の被災地で8月11日一斉に打ち上げられた、LIGHT UP NIPPONの花火です。今年は13か所で打ち上げられたそうです。海からの花火はとても大きくて、綺麗でした。この場所も地盤沈下しているので、道路だけ50cmかさ上げされているそうで、座ってみるような状況ではありませんでしたが、気仙沼にこんなに人がいるのかとびっくりするくらい大勢の人出でした。
雨は止んだのですが、風がなく大きな花火が煙に隠れてしまうのが、ちょっと残念でした。
このあと、灯籠流しがありました。
今回の気仙沼でも皆さんの復興に向かうエネルギーを感じた一日でした。
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