2013年1月19日土曜日

木下恵介 映画 見ませんか

今週は月曜日が祭日だったせいか、あっという間に1週間が過ぎたように感じます。

雪も降って大変な週でしたが、皆さんは如何でしたか?

先日テレビで映画監督 木下恵介の作品が今世界で注目されてきていると言っていました。

去年の震災の時の日本人の落ち着いた行動も、彼の作品を見るきっかけになっているとか

私の年齢でも彼の作品を映画館で見た記憶はありません。私達の親の世代の映画ですが、テレビで放送されるようになってから、録画して何度も見ました。彼の作品には日本人の心、生活が丁寧に表現されているように思います。

佐田啓二 三國連太郎 高峰秀子 原節子等‥ 沢山の名優が彼の作品に出演しています。

「カルメン故郷に帰る」の高峰秀子は綺麗です。原 節子も好きな女優でした。当時の俳優と現代の同年齢の人と比べると、遥かに成熟した大人だったように見えます。戦争という厳しい時代が早くに人を大人にしたのでしょうか?

そしてセリフの日本語の美しいこと


昨年の12月5日が彼の生誕100年だったのですね。知りませんでした。
詳しくは下記をご覧ください

http://www.shochiku.co.jp/kinoshita/

かなりの作品を見ていたつもりでしたが、知らない作品もありました。ゆっくり見てみたいと思います。

木下恵介映画を語るそのテレビで
「愚痴でしか表現出来ない悲しみに、耳を傾ける人がいた」と、当時の日本人のことを言っていました。
確かに現代は情報過多になり、忙しすぎて、世界中の出来事には瞬時に情報を得ることも出来ても、人の心を感じ取る余裕を失いかけているのかも

余裕のある豊な暮らしとは、決して経済だけではなく、人を思いやる心の余裕なのでは。。。
体罰問題、人質事件と暗いニュースが多かった今週、そんなことを考えていました。

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