2013年2月14日木曜日

バレンタインの思い出

今日はバレンタインディーでしたが、皆さんは誰かにチョコあげましたか?

男性の皆様は頂けましたか?

この日が来ると思い出すのは父のことです。

母が亡くなって父と過ごすようになって、父は恵まれた環境にいたので、従業員の方や教え子の皆さん そしてお稽古の仲間や友人等‥かなりのチョコレートを頂いていました。

87歳で亡くなるまで送って下さる方々がいて、幸せな老人だったと思います。

しかし、これには実は日頃の努力?があったのです。

現役で仕事をしている頃は忙しくて、まめとは言えない人でしたが、仕事がなくなって暇になってからは、ガールフレンドにお誕生日に一輪の花を送ったり、バレンタインディーを忘れられないように、結構努力をしていたのです。

娘としては何やってるの。。。。でしたが、結構こういうことを楽しんでいるようでした。

最初の頃は、狭い社会で花屋さんに1輪の花を届けてもらうなんて、花屋さんも「なんか怪しい?」と思ったようですが、その内何人もの方に届けてもらうので、これは深い意味はない花だと判って下さったようです。

2月14日になると、朝から父はそわそわ  早起きなんかして、みえみえです。
来たな~と私はこの憂鬱な一日、早く終わって欲しいと思います。

まずは最初の1個が届くまで、僕は何も気にしていませんよ~って装いながらも落ち着きません。
何個か届くと、今度はお気に入りの友達から届いてないので、またうだうだ

心の内が手に取るように判るので、可笑しいやら、もういい加減にせいと思うやら。。。

こうして晩年の父のバレンタインディーにお付き合いして参りました。

頂いたチョコレートには全く興味がなかったようで、いつも私が美味しく頂いていましたが

そんな訳で娘はあまりこの日に心が動きません。

ちなみにホワイトディーのお返しをこの日から一生懸命考える父でした。

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