2013年6月17日月曜日

ポルトガルPortugal ナザレ バターリャ アルコバサ編

5月22日 今日は日帰りでナザレからバターリャ アルコバサに行きます。

昨日荷物をガラガラ引いて来た道を、ウインドウショッピングしながらバス停に向かいます。

途中で昨日ナザレの現代史 白黒写真が沢山あったお店で懐かしそうに話してくれたお婆さん(ポルトガル語だったので、意味不明でしたが、雰囲気は 私の若い頃よ。。みたいだったな~)にあいました。あちらから「あら、また会ったわね~」って感じで声をかけてくれました。 

その後もドイツ人のご夫婦が「これで会うのは3度目よ」って声をかけて下さいました。オビドスでも会ったそうで  男女混合東洋人3人チームは目立つのか???

これからの情報交換を立ち話して、市場へ

道端でお婆さんが獲れたての魚を売っています。

市場の魚の種類が多くて感激。いいな~

 

 
価格はkg単価のようです。


鰯の干物。これはダシを取るのに使われているようです。

 烏賊も美味しそうです。



 蛸

                             アンコウ



 
                  市場の入口です。標識があります。前方が海方向です。

                  他にも肉・ハム・チーズ・野菜・果物等‥ありました。





                  鯵の干物は炭火で焼いて食べています。
まだ、バスの時間に間があったので、海辺に出てみました。

市場の周りでもお魚売っていますが、違法らしく警察官が近づくとそそくさと箱を持って車の陰に隠れました。でも、目の前に警察署があるのです。
なんだか、ほほえましく思えてきます。

海岸通りにはお土産物店が並びます。


手編みのセーターや刺繍の品が沢山並んでいます。


 浜辺で干物作りをしていました。日本と変わらない情景です。

この魚は何でしょうか?



 
バスターミナルからバターリャに行きます。10時50分発 TEJOバスに乗ります。3,8€
ターミナルのおじさんがバスが来ると大きな声で知らせてくれます。
Leiria行きのバスです。途中アルコバサを経由して行きます。アルコバサを過ぎると、赤煉瓦や瓦を造る工場が沢山ありました。40分くらいで着きました。
 
 
スペインに対してポルトガルの独立を守る戦いが1358年近郊のアルジュバターロで起こり、打ち勝った場所だそうで、バターリャは「戦い」という意味だとか
ジョアン1世が感謝を捧げるために1388年修道院を建立しました。
バス停の裏側に広場がありそこから修道院がドーンと見えます。
ここからアルコバサに行く時刻表は日本で調べて行きましたが、念のため確認します。
 
勝利のサンタマリア修道院
 
ゴシック・マヌエル様式を代表する建築物です。世界遺産になっています。
入館料 シニア3€
今まで見てきた中ではシンプルな内部です。ステンドグラスが綺麗です












                     王の回廊


迫力に圧倒されます。
いつもサンドイッチランチをしました。ツナサンドとコーラで3,6€
 
次はアルコバサに行きます。先程のバス停からナザレ行き14時2分。3,15€です。
TEJOバス
20分くらいで着きました。
バスターミナルからコンバテンテス通りに出てアルコアを渡りアルコバサ修道院の壁沿いをぐるっと回って正面に出ました。
初代国王アフォンソ エンリケスが建てた修道院です。最盛期には1000人の修道士が暮らし、荒廃したアルコバサ周辺の土地を肥沃な農地にしたそうです。
修道院前の4月25日広場に沿ってお店があります。修道院に向かって右手に郵便局がありました。
 サンタ・マリア修道院 入館料 シニア 3€
教会はシトー派の精神に従い質素・簡潔です


アフォンソ4世は息子ペドロ1世に政略結婚をさせます。ペドロ一世は王女の侍女イネスに恋をし、王女亡き後イネスを側室にするが、王女の出身のカスティーリャ王国の圧力を恐れた王アフォンソ4世はイネスを暗殺しました。

ペドロは王位継承後にイネスの遺体を墓から掘り出して、正式な妻として教会に承認させました。
その、ペドロとイネスの石棺が並んで置いてあります。
みごとな彫刻でした。



 
 

 
 
一度に4頭の牛を焼けたという大きなオーブンです。

調理場には水道の設備もありました

ぎっしりと文字が書かれたタイル。これを書くのは大変です。大昔にこんな難しいことが出来たって凄いです。


 
ここの修道士は太ってはいけないという規則があり、太さを調べる隙間壁が残っています。そこに入れなければ罰せられます。私達は楽勝でしたが、お腹が出ている他国の方々はスルーしていました(笑)
バス停までの道の途中に綺麗なタイル貼りの建物がありました。
この街には特産の綺麗な陶器を売るお店もあります。
 
4月25日広場の修道院の正面辺りにアルコアALCOAというお菓子やさんがあります。沢山のお菓子がショーケースに並んでいます。パイ生地にカスタードクリームが入ったコルヌコピア オヴォというお菓子が有名ということで買ってみました。3€
今までも色々なお菓子にチャレンジしてきましたが、ポルトガルのお菓子はパイ生地は美味しいのですが、甘すぎです。お試しに3種類のお菓子を1個ずつ食べてみました。やはり、甘いかな~


アルコバサからバスナザレに帰ります。TEJOバス。2,2€
16時35分
20分くらいでナザレに到着
 
ナザレのケーブルカーに乗ってみました。





前方の丘の上に行きます。
往復で2,4€です。


急勾配をあっという間に上ります。自転車は外に乗せていました。

 ケーブルカーをおりて左手に行くと展望台がありました。断崖絶壁です。砂浜はシーズンに備えて砂の整備をしているようです。
おじさんが手作りでナザレの船の模型を作って、売っていました。カラフルで綺麗でしたよ。

広場に行ってみました。


メモリア礼拝堂
お土産物屋さんの脇に小さな礼拝堂があります。ナザレの聖母伝説発祥の地に立つちっちゃな建物です。

大きな広場に面して沢山のお土産物屋さんがありました。
観光バスで訪れた人も沢山いました。

ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会もこの広場に面してありました。バロック様式の教会でバスコ ダ ガマも航海の前に訪れたとか
広場ではナッツ売りのお婆さんがいました。サングラスをかけてなかなか迫力ある方でした。友人がお買い物をすると一緒に写真に納まってくれました。
 
ポルトガルに来てから晴天にはなったのですが、気温がなかなか上がらず、思わず手編みのガーディガンをお友達とお揃いで買いました。なんと25€です

ホテルで一休みして夕食に行きました。何処にしようかお店の前に掲げているメニューを覘き歩いていたら、なんと昨日道を尋ねたおじさんのお店に遭遇しました。
「ホテルは判ったかい?」って声をかけられたので、昨日のお礼に今夜はここにします。
O  Bartidor      Frederico C . Martins                Rua  Alexandre Herculano, 10  Nazare

アンコウのおじや・エビ・蛸サラダ・魚貝のスープ
私達って本当に蛸と蝦好き
 
私は人生初あんこうでしたが、美味美味でした。
 
このレストラン安くて美味しかったです!スープが2,75€ですから
おじさんは勤めている人みたいだったけど、店主に内緒ってジンジーニャをサービスしてくれました。
お店の写真撮ったはずですが見つかりません。友人が撮っていたら、後日追加します。
昨夜のレストランも今夜のレストランも、何故か店主の娘?が席でご飯食べていました。
 
シーズンにはまだ早いので、昼間は観光バスで訪れる人多いですが、夜はひっそりとしています。
ハイシーズンより5月・6月に訪れるのが良いようです。
 
たった2日居ただけで、随分いろんな方と知り合いになりました。
 
キッチン付のお部屋を借りて1ヶ月くらい住むのもいいな~と思います。
実はホテルを決める時そういう処もチェックしたのですが、個室が1部屋だったので、男女混合チーム3人は無理かな~とやめましたが。
 
毎日新鮮なお魚を市場で買って、のんびりここに住むって憧れになりました。
 
 

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