この近辺には松野醤油店 京つけもの 長八など京都らしいお店もありました。
まずは宿から徒歩でも行ける光悦寺に行きました。
8時~17時まで開園 毎年11月10日~13日まで閉園です。お気を付け下さい。
入口は狭く 見落としそうです。緑のトンネルが美しくその先を想うとワクワクします。
1615年徳川家康が本阿弥光悦に野屋敷として与えた土地。そこに工芸集落を営み、先祖供養の霊屋として位牌堂を設けた処です。
光悦没後日蓮宗光悦寺となりました。境内には墓碑もあります。
鷹峰三山 鷹ヶ峰 鷲ヶ峰 天ヶ峰を見渡す景勝の地にあり、小雨降るこの日は青葉が美しく人出も少なくゆったりと時間が流れる中 堪能出来ました。遠くに京の街並が見えました。
庭園内には大虚庵 了寂庵 徳友庵 本阿弥庵 騎牛庵などの茶席があります。
紅葉の季節にまた訪れたいと思いました。
光悦寺の近くに源光庵があります。北1号 6号の市バス玄琢行き 源光庵前下車
1346年臨済宗大本山大徳寺二代徹翁国師の開設で、1694年加賀大乗寺27代卍山道白禅師が往持し、曹洞宗に改まったとのことです。
本堂は元禄七年 卍山禅師に帰依した金沢の富商 中田静家居士の寄進で建立されたものです。
本堂内の血天井は伏見桃山城の遺構で、慶長5年鳥居彦右衛門元忠一党1800余人が石田三成
の軍勢と交戦し、討死し、残る380人余りも自刃した時の恨跡とのこと
角窓 迷いの窓 があります。
源光庵をご存じない方でも この窓には覚えがあるのではないでしょうか? JRの広告に美しい紅葉がそれは見事な絵のように写しだされ、「そうだ 京都に行こう」のキャッチコピーは大ヒットしましたね。
窓からの景色も角度を変えて見ると変化が面白いです。紅葉の時期は混むでしょうがやはり見てみたいです。この窓からの紅葉を。。
拝観時間9時~17時 お寺の行事がある時は拝観中止あります。
次に銀閣寺のそばにある白沙村荘 橋本関雪記念館に行きました。
京阪出町柳駅からも歩けますが、市バス32系統 17系統 100系統で銀閣寺で下車も便利です。
10時~17時 最終入場16時半 年中無休 入館料 800円
左京区浄土寺石橋町37
文人画家として有名な日本画家が大正5年に邸宅として建てた屋敷で、52畳の大画室 存古楼 は緑が何処からも目に入る心地好い空間でした。
作庭から建物原案も自身が手掛けたもの、さすがです。雨に濡れて苔も美しい
持仏堂
存古楼で踊りのお稽古中 暫し観覧させて頂きました。風が通って気持ちの良いひと時でした。
右手は茶室 倚翆亭 憩寂庵
左手は四阿 如舫亭
今回の目的はこちらで 煌星の饗宴 三人の現代京焼作家とアンティークカップコレクション展を見たかったからです。
1000点以上の村上和美アンティークコレクションから選りすぐりの300点が展示されていました。
~7月26日 まで 10時~17時
詳細はwww.hakusasonso.jpをご覧ください。私は「京都で遊ぼう ART」のサイトで情報収集しました。
こちらも四季それぞれの景観も興味あります。また、訪れたい場所の一つです。
お昼は近くの おめん に行きました。
11時~21時 不定休 他にも四条先斗町や高台寺にも支店があります。
薬味がたっぷりついて、喉越しの良いうどん美味しかったです。
さて今回の旅の目的 祇園祭 宵山 見物に向かいます。烏丸通り 室町 新町をめざします。
途中先日亡くなられた任天堂 岩田様の葬儀場を通過しました。
バスは早くも大渋滞 河原町を過ぎた辺りから歩いた方が速そうという感じです。
先程まで歩いていた所は本当にお祭りかしらと思うほど静かでしたが、台風が向かっているとは思えない人出でした。
これでも多分通常よりは少ないのかもしれないですが。。。
函谷鉾に上ってみました。2階の高さ。建物から橋が架けてあります。この高さから京都の街並を流して見れるって贅沢ですね。
お宝も見事です。駒形提灯を見ると秋田の竿灯祭を思い出すのは東北出身だからでしょうか?
京の都の祭りが各地に色々影響して行ったのでしょうね。
私が子供の頃は私の実家の方でも鉾で流すお祭りありました。
人がきれることはなく知らない方入っています。ごめんなさい
お供え物も沢山 お酒はやっぱり月桂冠なのですね。
通りのあちこちに鉾が見えます。この界隈は呉服店が多いようで、セールをしているお店も沢山あり、屋台も沢山ありますが雨の時は細い路地が多く人出も多いので、歩きながらの飲食は難しいです。
時々雨宿りを兼ねてお店を覘いて歩きます。
新町にある紫織庵に伺いました。この界隈では屏風祭という代々伝わるお宝を見せびらかす(失礼)お祭りが開催されています。
昨年見た鞍馬の火祭でもありました。
前祭におこなうお宅 後祭にとありますので、要チェックです。
こちらは普段も拝観出来ます。普段は要予約 祇園祭では不要です。
10時~17時 休館日火曜日 祇園祭りの時は変更ありです。21時までとなっていましたが、台風でどうだったかは定かでありませんが
中京区新町通六角上ル三条町340 TEL 075-241-0215
入館料800円
http://www.shiorian.or.jp
豪天井に寄木貼り床 電熱式暖炉 木部はチーク材 外壁は旧帝国ホテルと同じタイル張り
たまたま先日BSフジでこのお宅を放映していました。呉服屋さんのようで、蔵の中で呉服市開催していました。
茶室 長四畳 下座床 点前席には 北山杉の中柱 雲雀欄が特徴
広縁のガラスは建築当初の手作り波打ちガラスで1枚も割れていないというのが凄いです。
祇園祭仕立ての床の間
遠近法を生かした廊下
鉾見台 一年に二度祇園祭りの前祭と後祭に鉾を見るための屋上
鉾が通過する時間には二階は見学出来ないので注意です。
こちらは別のお宅です。中には入れませんが、このような形で拝見出来る処が何軒もあります。
ガラス越ではっきりしませんが、人形の表情がとっても楽しげで古いものと思われます。
生麩やさんのショーウインドウです。
途中で美味しそうな肉まんをゲット。風も強くなってきて屋台のテントが飛ばされそうな勢いです。
四条通にある昭和の香りがする喫茶店で休憩。ここのお店は老夫婦でなさっているようでしたが、
マスターに祇園祭りのお話を伺うと予想に反した祇園祭エピソード 語る語る。。
ネットでは書けない話ばかり、面白かったです~~~なので、店名は控えます。
京都に住む友人と合流して、杉本家に伺いました。こちらは友人のご家族とも深いご縁があるお宅と言うことを今回知ってびっくりです。
公益財団法人 奈良屋記念杉本家保存会が正式名称です。普段も見学出来ます。その年に仏事があったお宅は屏風祭はしない風習のようですが、こちらは財団になっていた為に見学出来ました。
祇園会 屏風飾り展 は今年は14日~16日に開催されました。予約不要21時半までやっていました。
下京区綾小路通新町西入矢田町116 維持保存協力金 1500円 高校生以下 800円
烏丸線 四条下車 26出口 徒歩5分
市バス 四条西洞院下車 徒歩1分
靴下着用必須 館内で靴下販売していました。 2年に一度の公開となる 俵屋宗達「秋草図屏風」 素晴らしかったです。
http://www.sugimotoke.or.jp/
写真は撮れませんでしたが、街中とは思えないお庭が見える美しい建物で、後付けでしょうが、電灯の笠も素敵でした。
陽が暮れるに従って雨風が強くなってきました。台風のせいなので降ったりやんだりで合羽がとても役にたちました。
夕食はBrique ブリーク 京都在住の方に案内頂き フレンチのレストランに行きました。
下京区諏訪町通桧原下る弁財天町336
17時~深夜まで
定休 火曜日
http://restaurant-brique.com/
名前のとおりレンガが目印です。
ひよこ豆は飾りです。ミニクロワッサンの中には。。。
えんどう豆のスープ
甘いトウモロコシのジュレ
京野菜と鯵のカルパッチョ
ガラスの器の盛り付けも美しいです
若鮎のジャガイモ 巻揚げ
崩すのがもったいないクリームパスタ
鴨肉 食用ほうずき
そしてアルコールが飲める方 飲めない方 少し大丈夫の方とそれぞれ異なるデザートです
全てがパーフェクトに美味しかったです。価格も祇園祭の夜のディナーなのに、誠実なお値段で
また、絶対行きます。
長編お付き合い頂きありがとうございました。
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