八ヶ岳の音楽堂も前から行ってみたい所でした。
昼間は東京と変わらぬ暑さでしたが、リサイタルが始まる夕方には涼しくなって、赤とんぼが沢山いました。
演奏前に軽いサンドイッチを頬張りながら、ワインをと言いたい所ですが、私は飲めないのでジュースで、会場内と外の芝生の空間が一体になったこの場所は、ただ居るだけでも気持ちが良い所です。
席が会場で抽選で決まる方式でしたが、友人が良い席を引いてくれて、タッチが見えました。
とても軽やかに弾いているようにいるように見えるのに、力強い音色。ピアノが彼の体の一部のようでした。
期待通りの森の中の木がふんだんに使われた素敵な建物。明るい時間から演奏は始まり、徐々に陽が落ちていくのをバックに、感動の演奏が。
第1部はコルトナの朝・はやぶさ 遥かなる帰還など彼のオリジナル曲7曲
第2部はアラベスク・別れの曲・革命のエチュード・ラ カンパネラ・リゴレット パラフレーズなど7曲
月の光が演奏される頃、外も暗闇になり月の光が現れました。
彼の息使いが聞こえる小ホールでの贅沢で、心地良い時を過ごしました。
やはり、彼の演奏は素晴らしかったです。
アンコールにも沢山応えてくれて、パワーあるな~若いな~って思いました。
彼の自作曲は、優しさを感じました。前にテレビで見たベルリンを訪れた時のドキュメンタリーの映像を思い出しながら、聞いていました。
来年も開催しそうですので、是非体験してみて下さい。
途中で鹿の群れにも会いました。夜は寒いくらいでしたので、久しぶりにぐっすり眠れました。
今回はリサイタル以外は駆け足の旅でしたが、ゆっくりと又訪れてみたいです。
1 件のコメント:
アメリカから: 私は辻井伸行くんのファンです。
良い情報をありがとうございます Thanks for good information.
羨ましいですね。 I envy you being at the concert.
辻井伸行さん、ブラーボ! Bravo, Mr. Tsujii
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