2014年10月29日水曜日

京都 伏見稲荷 京都文化博物館 大阪

2日目 

今回の鞍馬の旅は上は90代~という何十年のお付き合いの仲間との旅 なんだか家族旅行のような居心地の良さを感じます。

皆 旅慣れた方達。ヨーロッパをリュックを背負って、歩いて巡礼の旅をしている方も数名います。

今年も9月に行って来たので、その話を聞くのも楽しみでした。リュックで背中に負荷がかかると姿勢が良くなるせいか、歩くのが楽になるとか。。。

2段ベットの相部屋の話とか。。。私にはここまでハードルの高い旅は無理とは思いますが、その体力に敬服しながらも羨ましく感じます。

さて、話を戻しましょう。

現地集合 現地解散 それぞれのプランで行動開始です。

私は伏見稲荷に行きました。鞍馬から叡山電車に乗って出町柳に出ます。そこで京阪本線に乗り換えて伏見稲荷で下車 20分弱 地図で見ると距離がありそうですが、意外に近いです。

270円 スイカも使えます。

伏見稲荷も坂が多いようなので、駅のコインロッカーに大きな荷物は預けました。ロッカーは反対ホームにしかなかったのですが、駅員に話したらフリーパスで改札を通してくれました。ここはホーム~他ホームへは改札を出ないと行けません。

まずは、ずっと前から行きたいと思っていた伏見人形のお店に行きました。稲荷の方に橋を渡り稲荷の入口を左手に行きます。

伏見人形窯元 丹嘉 その店は歴史を感じる古い建物で、暖簾が良く似合う佇まいでした。暖簾がなければお店なんだろうかと思うほどの威圧感がありましたが、勇気を出して入ってみます。


 中も商店というより工房風 沢山の人形は所狭しと並べてあります。ゆっくりと見せて頂きます。
お店の方は奥に行っちゃいました。

伏見人形については下記をご覧ください。
http://www.tanka.co.jp/base.htm



象に乗った唐子の人形を買いました。堤人形や花巻人形と一緒に我が家の一員になりました。

稲荷に戻る道になにやらここは美味しいかもと思う稲荷寿司のお店がありましたが、閉まっています。ふたば ネットで検索してみると9時から営業 木曜休み

出町柳にも有名なふたばがありますが、ここも初代ふたばの流れを組むお店のようで豆大福も美味しいとネットに書いてあり、残念でした。

伏見稲荷は外国観光客人気1位になったとか、世界中から訪れた人で賑わっていました。
社前にある土産物屋には神棚にあげる磁器の道具なども売っていて、商才逞しくびっくりします。



鳥居が連なる景色は写真で見ると荘厳な感じもしますが、どこもかしこも人が多く さすが京都の名所は凄いですね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8F%E8%A6%8B%E7%A8%B2%E8%8D%B7%E5%A4%A7%E7%A4%BE










気持ち良く晴れた日でしたので、お散歩も快適でしたが。。。

伏見=いなり寿司モードだったので、祢ざめ家というお店に入ってみました。鰻の押し寿司があり、思わずこれと稲荷二つも食べてしまいました。こんなにお米食べていいかな~と心配しながらでしたが、この押し寿司鰻がとろける美味しさでした。でもお米多かったな~~
いなりのお米の中にも具が入っていました。


一人歩きはこういう時困ります。折角来たからあれもこれも食べてみたいのですが、そう食べられないですし

お腹満腹になって京阪三条に行き地下鉄東西線に乗り換えて烏丸御池にある京都文化博物館に行きました。

ここの別館は辰野金吾と弟子の長野宇平治が設計し1906年に竣工した日本銀行京都支店だったたてものです。




この近くには同年代と思われる郵便局や銀行もありました。





ここの周りには骨董店もあります。そういえば昨年このお店に来たような。。。


本館にはろうじ店舗という江戸末期の町屋の町並みを再現した食事処や名産品を売るお店もありました。常設で京都の歴史やまつりなど見ることが出来ます。

今回の目的は12月7日まで開催されている野口久光 シネマ・グラフィックス ヨーロッパ映画ポスター展です。

私がこの方の絵に心ひかれたのはもう30年以上前、朝日新聞に連載された小説の挿絵でした。

その後岩手一関のベーシーというJAZZ喫茶で「大人は判ってくれない」という野口氏が描いた映画のポスターに出会った時には本当にびっくりでした。野口氏はJAZZにも多く関わった方ということをこの時マスターから伺い、そして今回もマスターからこのポスター展の事を聞きました。

1994年に亡くなられていますが、戦前にこんなに沢山のポスターを描いた方だと知り、その当時映画は贅沢な娯楽であったでしょうし、こんなに丁寧に描かれていたことにも驚きました。
禁じられた遊び 第三の男など私も知っている映画のポスターもあり、懐かしく思いました。

10代の頃に見た映画を記録しているノートが展示されていましたが、立派な本のような丁寧な記録にこの方をかいま見ることが出来たように思います。

大人は判ってくれないのポスターは後に監督の目にとまり、監督も気に入って彼の本の表紙にもなったとか
パワーのある人はどこまでもパワー全開なのだと作品に圧倒されたひと時でした。

日本でこの映画が上映された時は私はまだ小学生でしたが、題名だけは覚えていました。時間があれば映画も見ることが出来たようです。

11月8日には大林宣彦氏が講演をします。10:30~12:00 3階フィルムシアター 無料
                            展覧会の入場券が必要 とあります。

事前にはがきで申し込みとありますので、映画の情報も含めて詳細は下記をご覧ください。

http://www.bunpaku.or.jp/

祇園祭 淨妙山の名宝展もやっていました。祇園祭も見たことがないので、間近で見れたのはラッキーでした。

他の常設展も見て、大阪に向かいます。

京都は時代祭などのせいだったのか、宿が取れず、それなら久しぶりに大阪に行ってみようと思ったわけですが。。。

地下鉄京都駅に出てJRの新快速大阪駅に行き梅田に出て地下鉄御堂筋線心斎橋長堀鶴見緑地長堀橋に行きます。

今夜はここに泊まりますが、隣駅の松屋橋に行きたい所がありました。

大阪に来たらたこやきを食さねば  ねばなのです。

グルメの方に教えて頂いたたこりきを目指します。こういう時に本当にスマホは便利です。店名で場所を検索出来ます。

かりほり商店街という所を入り、右手松竹堂というお店がある処を右折します。カウンターだけ7人入ればいっぱいになる小さなお店ですが、綺麗なお店です。


JAZZが流れワインを飲みながら。。。そんな食べ方が出来るお店 描いていたたこやき屋とは随分異なります。

若いスッタフ3人が静かに接客しています。おやつのつもりで来ましたが夕食でもOKのメニュー

たこやきも6種類あり、更に色々。

一般的なサイズよりはちょっと小ぶり。今日の私のお腹には助かります。ハーフの量を頂きました。外がカリッとしていて、中はふわふわ  美味しい~~~

冷凍で送ってももらえます。昆布とかつをのだしにこだわりを持ったというだけあって、本当にまろやかな良いお味です。何も付けずに頂けます。

http://www.takoriki.jp/index.php?main_page=kodawari


かりほり商店街にはこんぶの土居というお店もあります。ここも身体に良いものを厳選してというお店です。

他にも気になるお店がありましたが、今回はここでタイムアウト。

又、行ってみたい所でした。

夜は友人と合流して北新地に行きました。お酒が飲めない私は大阪のこうゆう場所に足を踏み入れたことがありませんでした。

黒服のお兄さんがあちこちに居て、店にはお祝いの花が並び、なんだか東京よりずっと景気よさげです。

北新地見学をして、明石の蛸のお店 たこ茶屋に行きました。

カウンターと個室のお座敷になったお店でたこのコースをいただきます。

一つ一つが上品に少な目だったので、私でもぺろっといけました。たこの生き造りは吸盤が上あごにくっついてちょっと大変でしたが。。。


板前さんの話では蛸は生きているのを調理しないといけないとか。生簀に生きた蛸がいましたが。。。

今日も欲張りな1日でした。 
 



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