地下鉄駅 Passeig de Gracia があります。

バルセロナの銀座通りという感じの処です。サラ(日本読みザラ)・ディーゼル・アドルフォ・ドミンゲス・シャネル・ロエベ・カンベール・デシグアル・リヤドロ・ドルチェ&ガッバーナ・グッチ等々沢山の店が立ち並び幅の広い歩道がある綺麗な道です。
チョコレートで日本でも有名なカカオ・サンパカもこの周辺にあります。
この通りはその昔 通りに面して競って美しい住宅を建てたエリアでもあります。
Casa Lieo Morera に行きました。ここはネットでチケットを買わなければ入場出来ません。
ガイドツアーでしか入れません。英語のガイドツアーがありましたので、それを選びました。
ここもOver 65 シニアチケットありました。13,50€ 一般は15€です。
10時~14時 16時~19時 日曜休み ガイドツアー 1時間10分
ツアーの時間を選んで購入します。ネットで購入出来たら、チケットは必ず印刷して下さい。
私は11時を予約してありました。1階にロエベがあるこの建物は昨年 2014年から公開されるようになったそうです。


リュイス・ドメネク・イ・モンタネールが手掛けた傑作です。ガウディの恩師でもあり、ライバル的存在でもありました。
この家は19世紀半ばに建てられ1902年にモンタネールが改築したものです。天井・壁・床とこれでもか~~~と云わんばかりの細密な装飾が施されています。外観も細かい彫刻がなされていてとっても綺麗です。
余談ですが、ここの入口の左手にあるアクセサリーのお店 とても高級そうに見えますが、実はお手頃なお店でした。

2階の通りに面した部屋は外を眺めるばかりでなく、通りを歩く人からもその美しさが判るように作られたそうです。来客用サロンになっています。
彫刻家・細工職人が40人もかかわったというのですから、贅沢な話です。
最初にこの通りの建造物の変遷を説明する映像を見ます。
床の寄木
天井の装飾
見事なステンドグラスです
主の彫像もインテリアの一部になっています。
ガイドさんがとってもチャーミングなのですが、意外や厳しい方で次々と問題を出して答えさせられます。
10人ほどのツアーだったので、逃げられない状況 。しどろもどろ大変でした。
職人技が大好きな私にはお気に入りの家になりました。
内容の濃いツアーでお薦めですよ
次にCASA Batlloに行きました。Casa Lieo Moreraがゆっくりと見られたのでその気になって行ったら凄い行列です。お昼時間だというのに入るのやめようかと思うほどでしたが、ここもネットでチケットを買ってあり並ばずに入れるので思い直して入ります。
9時~21時最終入館20時 不定期で14時で閉館がありますので、ネットで調べてから予定して下さい。
無休
シニア料金 23,5€ これには並ばずに入れる特典料金も含まれています。
入り口はネットチケットの人を優先し、その間に当日券の方を入れるという方法でしたので、是非チケットはネットで買っておくことをお薦めします。
ガウディ人気恐るべしです。日本語オーディオガイドがありました。

ここは1904年から06年までガウディが改装をした建物です。
曲線と波形で設計されていて海底洞窟をイメージしたものです。
手すりも手になじむような形になっています。
窓の大きさが下に行くほど大きくなっていて光を沢山取り入れるようになっています。
ガウディ作の椅子も展示されています。この傍にミュージアムショップがあります。通りがかった時に入らないと又上ったり下ったりになりますから要注意です。
屋根裏のアーチ 屋上を支える60のアーチが美しいです。
廃棄物のガラスや陶器の破片が使われていて、エコの先駆者でもあったのですね。
ドラゴンの背鱗のような装飾
6階建ての屋上まで階段を上るのはかなりの重労働です。
中も凄く混んでいて写真を撮るのも一苦労。内部は狭いですので開館すぐとか夕食時間とか空いていそうな時間を考えて行った方が良いでしょう。

このテラスの柵が仮面のように見えませんか?
ぐったりして外に出ました。ドルチェ&ガッパーナのデスプレが素敵!
この辺りには素敵なブティックが沢山あって、元気回復(笑)
買物もしながらPasseig de Gracia 55-57の中にあるBUBOでランチをしました。
ここはネットで見つけたお店でケーキが美味しそうなお店ですが、軽いタパスも食べられます。
このパサージュはなかなか良いお店が沢山入っていて面白かったです。
入口にBimba & Lolaのディスプレがあります。
このブランドは今スペインで人気のあるブランドです。
一休みしたのでもうひと頑張り
CASA MILAに行きました。日本ではカーサ ミラという名称で有名ですが地元ではLA PEDRERA
という名称の方が通じます。判りやすい場所にあるのに何故か通り過ぎて地下鉄Diagonal まで行ってしまいました。人に聞いたら戻るって言われてガクッ。
お茶休憩をすることにしました。L'EGGS
このお店オープンテラスがあり、バルセロナはオープンテラスでタバコが吸えました。
マドリッドはオープンテラス席も禁煙でしたが。。。
そして席にはウエイターを呼ぶベルもついていたので、これは便利と思ったのですが、何回押しても誰も来てはくれなかったです。何のためにあるんじゃいです。
お店の方は奥が深くて大きなお店で食事も出来るようです。
陽が陰って来てちょっと肌寒かったですが、タバコのために我慢我慢
ここで休んでおいて良かったです。この後又大変だったのです。
CASA MILA ここも並ばず入れるチケットをネットで買いました。27€。
これも並ばず入れる料金が含まれています。
チケットを印刷すると行き方も書いてあります。
9時~20時 最終入館30分前 11月~2月 ~18時30分まで
無休ですが他にも18時30分で終了する日があります。
1906年から12年までにガウディが建築したものです。
石のざらざらとした外壁から 石切り場ラ・ペドレラと呼ばれているそうです。
屋根裏の回廊はガウディの作品博物館になっています。
最後に手がけた民間住宅だそうです。日本語オーディオガイドあり
現在もアパートメントとして住人がいるので、お静かにとのことでしたが、人人人で住んでる方がお気の毒です。オーディオガイドを聞いている人が多いので大混雑です。
1室だけ公開されています。
真四角の部屋がなく、当時のようなインテリアになっています。
額の絵が可愛い子供部屋
大きなドールハウス 日本の家には無理ですね~
オーブン
キッチン
窓の大きさが階によって違っているのが判りますか?
ここも下に行くほど窓が大きくなっています。



かくれんぼしたら楽しそうです。


円型の中庭 光にこだわるガウディの設計 判ってきました。
遠くにサクラダ ファミリアが見えます。



屋根裏の回廊は洗濯物干し場
博物館になっています。


ここも更に混みこみでその上 階段を地下1階~6階まで上がるのでかなり体力がいります。
子供やシニアなどはエレベーターを最上階から1階へは乗せてもらえますが、ある国の若い男女がエレベーターに乗り込んで注意されても降りず。何分言い合っているのよでした。
マナーは守って欲しいですね。
こちらも素敵なショップが出口近くにありました。
今日はよく頑張りました。
歩いてアパートメントに帰りました。
夕食はお部屋で。
浅利のパスタ 蝦蛄440g 7,04€ 桜桃765g 1,51€ ネクタリン765g 1,51€ 梨600g 1,01€ 果物は4%の税率です。食品価格がとっても安いです。
今日もシェフは絶好調です。

この日はまだイベントがあり、夜はPalau de la Musica Catalana カタルーニャ音楽堂にフラメンコとソプラノ ・テノールの共演を見に行きました。
内容がいまいち想像が出来ずわくわくします。フラメンコとクラシックがコラボするってどんなのかしら?
ちょっと時間を間違えて早く行ったので、また出直しました。音楽堂もアパートメントからすぐ近くです。本当にこのアパートメントに決めて良かったです。
21時30分開演 終了23時 友人がネットでチケットをとってくれました。チケット売り場に印刷したものを提示しチケットに代えてもらいます。
Opera y la Flamenco

中にはレストランもあります。席は満員。

チケット売り場はこのガラスの左手奥 建物の裏側にあります。
この劇場とっても綺麗で、又、他の演目も見に行きたいと思いました。

天井のシャンデリアが凄すぎです。
3階に一番前席正面だったので、全体が見えてとてもいい席でした。40€
日本でも舞台だけでなく周りも見える上から見下ろす席が好きです。


ステージが美しい額に入った絵のように感じました。
以前マドリッドでフラメンコのショーを見たことはありますが、今回の演目はソプラノやテノールの歌に合わせた踊りや本格的なフラメンコの演奏・歌と内容の濃い素晴らしいフラメンコ でした。
拍手喝采で大満足でした。
帰宅は深夜なので安全の為にタクシーで帰ろうとしたのですが、運転手さんに近すぎるって乗車拒否されちゃいました。
一斉に皆がタクシーを捕まえようとするので大変だったのに、ショックです。歩いて帰りましたが危険な感じはしなかったです。
週末なのでまだまだ夜遊び族で賑やかでした。
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