私は2月かな~と漠然と考えていましたが、2月は海が荒れる日が多く、雪で車移動も大変になり、12月は師走相場で高くなるとか。なるほどね~~でした。
私は九谷焼をじっくり見たいと思い、友人はお能のゆかりの地を訪れたいとで、結果分刻みの欲張り旅行になりました。
朝7時52分発 はくたか553号 初北陸新幹線乗車です。各座席にコンセントも付いていて便利です。

途中、うっすら雪化粧の景色を眺めながら、あっという間に金沢に到着です。10時48分
金沢駅 きれいになりました。
駅からタクシーでホテルに直行。チェックインには早いので荷物だけ預けて、つる幸という料亭に向います。 タクシーを呼んでもらいましたが、10分~15分待ちでした。
今金沢は観光客が沢山訪れていて、実はホテルもネットでとれないほどでしたので、タクシーもこのぐらいの待ちは覚悟した方が良さそうです。
つる幸も土日は予約は難しく平日にお願いしました。門口までお出迎え頂き、広いお部屋に案内されました。
落ち着いた良いお部屋です。仲居さんは若いお嬢さんで一人はまだ見習い中とか。一生懸命お料理を説明してくれました。

金沢には地場ものの珍しい野菜も多く、治部煮という鴨料理など楽しみが沢山あります。
月コースを頂きます。
白子ポン酢で もって菊 鱈の小付けを頂きます
五郎島金時 ラ フランスの白和え フォアグラ寒天 せいこ蟹 茶碗蒸し 味噌シャーベット いくら 弥次喜多寿司 ビーツ素揚げ
彩も美しく 一つひとつが繊細なお味です。

すっぽん しんじょうのお澄まし
お造り 鯛昆布〆 鰆 勘八 赤烏賊 しめ鯖 蝦 つぶ貝 梅醤油 などで頂きます
鰤の照り焼き
このお皿は紅葉と桜が描かれていて季節によって使い分けが出来るとか
大根釜に盛られた鴨の治部煮 輪島塗の器がお料理にぴったりです。
鰤のルイベ 酢味噌で頂きます。 山椒で煮た南瓜
食べ終えても楽しい器
蟹ご飯 赤だし 香の物
ご飯はお代わりが出来るのですが、お腹がいっぱいで痛恨の断念です。
デザートのフルーツ オレンジリキュールに付け込んだお味が絶品
栗きんとん お抹茶
襖の引手が焼き物で出来ていました。
聞きしに勝るお料理堪能させて頂きました。
ランチ 11時半~3時
夕食 5時半~10時 不定休 要予約
金沢市高岡町6-5
http://turukou.com/menu/
2時間のコース料理でしたが、次の予定に合わせて猛スピードでお願いしましたが、快く対応して頂き流石に一流料亭は違いますね。
時間通りにお願いしたタクシーも来ました。
急いで駅に行き、13時48分 しらさぎ10号で福井に向かいます。 自由席でも坐れました。
氷雨が降り寒いです。遠くの山は雪模様です。
小松駅には大きなブルドーザーが見えました。小松製作所があります。
福井着 14時35分
福井駅の駅ビル プリズム福井内には羽二重餅総本家 錦梅堂 創業弘化4年始め栄太楼の黒磯くるみ等々気になるお店がいっぱいありました。日本一美味しい雲丹もありましたが、私は雲丹が苦手な訳で、お値段も凄かったですが。。。
プリズム福井
http://www.prism-fukui.jp/
越前雲丹商 天たつ 創業文化元年(1804年) 旧福井藩松平家御用達 天皇家 宮家ご献上の賜り とショップカードに書いてありました。
www.tentatu.com
福井駅は恐竜いっぱいいました。
私達を出迎えてくれた福井の今回の旅の強い味方 アッシー君と共に和紙の里に向かいました。
卯立の工芸館で和紙漉き体験をさせて頂きました。
こちらは9時~16時まで 休館日 火曜日 年末年始 入館料200円 江戸時代中期の紙漉き家屋を移築復元した建物も素晴らしいです。
http://www.echizenwashi.jp/features/udatsu.html
紙匠さんのお話を伺います。
講義を受けたあとチェレンジしました。ぐずぐずしているとダマになるので、思い切りが大事です。
何とか4枚漉きました。
天日干しして送って頂きます。届くのが楽しみです。
パピルス館では、もう少し手軽な紙漉き体験が出来ますよ。
和紙処 えちぜんでお買い物もしました。 沢山の和紙で出来たグッズがありかなり迷います。
他にも紙の文化博物館もあり、その先には紙祖神岡太神社 大瀧神社があり、1日ゆっくり楽しめます。次回は早い時間に訪れたいです。
近くには万葉ロマンの道 味真野もこの近くにあります。奈良時代に味真野に流された中臣宅守(なかとみのやかもり)と聖武天皇に仕えた狭野弟上娘子(さののおとがみのおとめ)の恋の歌が万葉集に収められていてここ味真野苑には15首が歌碑になっています。
味真野神社
http://www.genbu.net/data/etizen/ajimano_title.htm






また、花筐公園は謡曲 「花筐」味真野で睦まじく暮らしていた男大迹王と照日の前の愛の物語ゆかりの地です。紅葉 桜も見事だそうです。
さて予定時間がとうに過ぎてしまい、焦って越前蟹が待っている創作磯料理 海の宿 山根屋に向かいます。味真野からは車で約1時間かかります。
http://yamaneya.jp/course.php
漁場まで10分という立地で毎朝水揚げされた魚でその日のメニューが決まります。
バイガイの先付 握りこぶし程の大きな貝でしたが、お味は良く食べ応えありました。
貝が好きなのでこれだけでもテンション上がりました。
越前蟹刺し
本日のお造り 寒ブリ
越前蟹 一人1杯 豪快に行きます。仲居さんが剥いて下さるので、食べることに集中出来ます。
黒い点々は寄生虫だそうで、これが付いている蟹が美味しい蟹だそうです。
せいこ蟹は別注でお願いしました。
越前蟹 甲羅に山盛り2杯 食べました
これでもか~の越前蟹 焼蟹
越前蟹の雑炊
デザートは何だったか忘れてしまいました。
1年分の蟹を食べた感じです。
美人女将さんとのお喋りも楽しかったです。ここにお泊りしても良かったかもです。
お腹いっぱいで金沢に戻ったのは0時過ぎていました。
宿はKKR ホテル金沢です。大手堀の目の前にあります。
http://kkrhotelkanazawa.gr.jp/
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