旅のページに行った所を羅列したので、すごく行っているように見えますが、実は回数はそんなに多くはありません。ヨーロッパは勉強を兼ねてなるべく長くしっかり見て来たいので、月単位で訪れることが多く移動も楽なので、一気に訪問地が増えていきます。
最初の海外旅行がヨーロッパに2か月でした。ツアーでギリシャ、イタリアに行き、パリでツアーから離れて滞在するという、その時は初めてで人頼みだったので、いまだにどうしてそのような設定が出来たのか、判らないのですが
ただ、この最初の旅からアクシデントの連続でした。イタリアのホテルでこの計画を手伝ってくれた旅行社の方と偶然出会い、パリでお部屋を貸してくれる方がまだ準備が出来ていなくて、「もう来ちゃったの」って言われたのです。
パリに入る前にお部屋の方に連絡をとって、迎えに来てもらいなさいと言われたのですが、パリに着いたらホテルに迎えに来てもらえると思っていた私は初海外旅行で、もうパニック!!
もう旅行どころではなくパリに着くまで毎日電話をしたのに、連絡がつかずのままパリに到着。ツアーと別れたらどうしていいか、もう泣きたい気分でした。
部屋を貸してくれる方がパリでガイドをしている方ということと、名前と電話番号だけという情報量で
、浮かんだ手段はツアーについた現地ガイドさんに聞いてみようだったのです。
幸いなことにツアーの方がパリを離れる前日に現地ガイドさんが連絡をしてくれて、無事に迎えに来てもらえたのです。
今でもあの時のことを考えるとぞっとします。
お部屋を貸してくれたNさんはとても良い方で、その後も語学学校の手続きや、フラワーアレンジメントの教室探しなどお世話になりました。
その時は午前中語学学校に行き、午後はお花のレッスンを受け、週末は列車で南仏やオランダ、スイス等など、ユーレイルパスを使って旅に出かけました。
パリに滞在しながらだったので、旅に出るのも現地に着いて宿を探し、行先もその日次第というものでした。
マルセイユ→ニース→モナコに行った時も、マルセイユでは宿探しをしていて飾り窓エリアに知らずに入ってしまい、昼間だったので怖くはなかったですが、なんだか立っている人が雰囲気違うな~って思ったら。。。港町のマルセイユは観光客が泊まるホテルは海のそばにあったのです。列車で入ったので駅前の宿を探していました。
モナコはモナコグランプリの直前。そんなことも知らずに行きホテルはどこも満杯。駅の近くのトイレもシャワーも共同という宿をやっと見つけ泊まったのですが、見かけはシーツも綺麗で良かったのですが、蚤にやられたのか足の裏を刺されてしばらくの間苦しいくらい痒いおもいをしました。
パリからアムステルダムに夜行列車で向かった時
朝起きて車掌さんが検閲に来た時に、どこに行くか聞かれてアムステルダムと答えると、この列車は行かないと。。。なんとドイツにいたのです!
慌てて乗り換えの方法を教えてもらい、なんとか無事に辿り着きましたが。凄い遠回りになりました。
ヨーロッパの国際列車は同じ列車でも、途中で切り離して色々な方向に分かれるので
乗る時に、ホームの番号だけでなく、車両の行先も確認しなければいけません。それにストも多いので、ホームが代っていることも多く、しつこい程の確認が必要です。
なにしろ間違えると国が違ってしまうので
失敗の連続で軌道修正技を身に着けました。
ヨーロッパは国際線の駅の周辺は治安の悪い所が多く、麻薬常習者に遭遇することもしばしば。
荷物を沢山持ってこのような駅を利用する時は、かなり緊張します。
でも、いろんな国の旅行者とも出会う場所でもあり、私も列車情報を教えてもらったり、助けてもらったりといい出会いも体験しました。
宿も深夜に宿が決まらずスーツケースを持ってホテル探しをするという体験をしてからは、1泊目は
日本で予約しておくことにしました。もっともこれは昔の話で今はインターネットで格安のホテルを地図を見ながら探せる時代になりましたから、じっくり探して予約出来るようになり、旅のストレスも減りました。混む時期にはホテルが決まるのに半日かかったこともあり、今は列車の予約もネットで出来るし、飛行機もアーリーチェックインまでネットで出来るし、リコンファームもしなくていいことが多くなりましたので、本当に楽になりました。
何より携帯電話で電話もどこでも出来るし、現地で今日の情報がネットで得られるので助かります。
香港でも年末のカウントダウンの為の交通規制や花火がどこで見られるかなどipadで調べることが出来るので沢山の資料を持たずにすむし、観光案内に聞きに行かずにすむようになりましたので、効率良く旅が出来るようになりました。
基本は個人旅行なので、大変なことも多いですが、苦労した旅ほど思い出に残ります。
短期に効率よく周るにはツアーがいいですが、駆け足で周るコース内容を見る度に、やはり個人で行こうかなと思ってしまいます。
ツアーは荷物を運んでくれるので、これは楽ですね。スイスではチッキ(日本でも昔はこのシステムありましたが)、切符を持っていると荷物だけ目的地に届けてもらえるシステムがありました。今もやっているか判りませんが、重い荷物を持たずに観光出来るので、旅人には助かります。
こんな訳で旅エピソードは沢山あります。これから少しずつ書き連ねていきますね。
0 件のコメント:
コメントを投稿