2014年6月2日月曜日

ペルー ブラジル アルゼンチンの旅 5日目 リマからクスコ マチュピチュへ

ここ数日東京は30度を超す暑さ 初冬から帰ってきた身にはきついです。

さて旅はいよいよマチュピチュに向かいます。連続の3時起きは私にはきつかったです。普段は12時前に寝ることもなく、急に早寝は出来ずで結局 たいして眠れずに高地に向かうことになりました。

朝食はホテルがコンチネンタルスタイルのものを用意してくれるということでしたが、ソーセージ・ハム・スクランブルエッグなどありました。

5時ホテル発
まだ夜が明けていません。リマの空港です。

空港内にあるショップでベビーアルパカのカーディガンを買いました。セーターを1枚だけ持ってきたのですが、寒い日が続いて山はもっと寒いかもと思ってしまいました。

8時発 ラタム航空 LA2023便にてクスコに行きます。左右3列ずつの機内 クラッカー・チーズ・チョコバーなどのスナックのパックと飲み物が出ました。


9時20分 クスコ着
今回の旅は雨に見舞われ、クスコも雨。。。。
この街は人口45万人 標高3399m 

ケチュア語でクスコは「へそ」を意味して、インカ帝国の首都であり、文化の中心地でもあった処です。石だらけの街の意味もあったそうです。

1983年にこの街は世界遺産に登録されました。

太陽の道沿いの土地は5~6年前は300~500USドル/㎡ だったが、今は6000ドル/㎡になっているそうです。山の上は10ドルだそうです。





 サクサイワマン城塞跡 広い場所に石組みが残っています。雨が激しく、平らな所でしたが、寒いし歩くのが大変。標高3400mの洗礼を受けます。

上下別々のゴルフ用の雨合羽が大活躍しました。




しかし重機がない時代にこの高地にこんなに立派な石組みを作った人の頭脳には驚きます。石切り場は離れた場所にあり、数学的計算がされて組まれていると言います。

地震の多い国で長く残るこの形を考えていたとは。。。複雑な石を組み合わせたことにより、より崩れにくくなっているのです。

アンコールワットに行った時にガイドさんが修復するのに、石で修復すれば又何百年も残り、セメントでやれば100年ももたないと言った言葉をふと思い出しました。



リャマがのんびり草を食べています。
 旧市街の中心に リマにあるのと同じ名前 アルマス広場があります。
此処にもカテドラル  ラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会があり、レストランやお店が立ち並んでいます。
お店はアーケードになっていました。
















12角の石が組まれている道


12角の石

街中は緩やかなアップダウンの道が多く、高地のせいで歩くのがきついです。時々立ち止まり深呼吸をします。

めまいのようにフラッとなります。

街の下の方が新市街になっていてビルもたっているとか

雨が激しく、傘が見つからなくて、傘を買いました。500円くらいで買えました。この傘が後に大活躍します。

今回の旅では教会などの建物の内部を見学することが殆どなく、外から眺めるだけだったので、建物の記憶がなく、折角こんなに遠い所まで行ったのに、すごく残念です。

レストランでランチを頂きます。バイキングスタイルで野菜料理も沢山あります。


                     ブロッコリー 黄色の芋 トマト 人参のサラダ
                      ビーツ  トマト 玉ねぎのサラダ
                      サーモン



                           空豆の料理
                      パンも美味しいです

                       パイナップルの赤ワイン煮




デザートも沢山あります。


 フォルクローレの演奏付です。


                   中央上のトウモロコシをすりおろしたものを皮に包んであるもの、街中でもファストフードのように売られています。食べてみましたが、もそもそして味もなく、美味しいものではなかったです。魚のフライは天ぷらの衣を厚くしたようなもので、美味しく頂けました。

赤レンガの町並みはとっても綺麗です。もっとゆっくり滞在したかったです。
周囲は4000~5000mの山


 13時半 バスでクスコからオリャンタイタンボに行きます。

周りは山 山 山です

オリャンタイタンボ3時10分到着

ここは標高2600m


スペインとインカが戦ったインカ軍の拠点

遺跡が残っていて、砦 或いは 宿場町だったと言われているとか

ここからビスタドームという青い列車に乗ります。


            ブルートレイン???

                列車のチケットです。指定席になっています。

                  中央の方 地元のガイドさんです。日本に出稼ぎに行ったことあるそうです。2泊3日のインカ道トレッキングのガイドもしているそうです。

ペルーの方は小柄で髪も黒く、蒙古斑のある日本人と同じだそうです。

この列車は二人掛けが向かいあっていて、間にテーブルがついています。荷物は沢山積めない為に、スーツケースは持ち込めません。飛行機の機内用サイズほどの荷物に詰め替えて、スーツケースはリマで次に泊まるホテルに預けてあります。

4時 オリャンタイタンボ発



                 小さな駅ですが、雨なので構内は人でいっぱいです


                列車内ではこんなサービスがありました。

それからバンダナやベスト・帽子などの車内販売もありました。
以前BSテレビで見たビスタドームとは窓の大きさが違っていてちょっとがっかりです。間近に高い山が続くので、首が疲れます。

クスコからハイラン・ビンガムという豪華列車も出ています。こちらは優雅な食事付マチピチュのバス代込みで700ドルとか
ビスタドーム号は70ドルです。
 手続きにパスポート必要です。


列車は景色が良く見えるように、天井も窓がついていますが、雨と寒さで窓が曇ってしまい、よく見えません。
聖なる川 ウルバンバ川沿いを列車は走ります。雨のせいか川の流れも激しいです。この川はアマゾンから太平洋まで流れています。



マチュピチュ村のアグアス・カリエンテス駅 に1時間ほどで到着    5時半
標高2040m
この高さは普通に歩けます。



駅構内から出るとお土産物を売る市場に入ります。市場を抜けると川に出て、更にまっすぐ川沿いの道から1本入った処にあるエル・マピというホテルに2泊します。

坂にそって建てられたこのホテルは数棟の建物からなっていて、左下側にロービーがあり、中央にレストラン そして客室棟があります。客室棟までも階段になっていて、更にエレベーターなしだったので、部屋に行くのが結構大変です。







部屋での喫煙は出来ません。Barの外に喫煙出来るスペースはあります。

マチュピチュの駅付近はなんだか日本の温泉郷のような感じで親しみがわきました。

お部屋はシャワーのみ。こじんまりしていますが、なかなかシャープなお洒落なホテルです。

夕食はホテルのレストランで頂きます。

6時10分

ウエルカムドリンクにレモネードを飲みました。
                    トマトとモッツアレーラチーズの前菜


                      サーモンのジャガイモ添え


クリームパイのデザート

雨が強くなっています。明日晴れるようにテルテル坊主を作りました。


今日も強行軍だったので、あっという間に寝ていました。




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