C.de San Jeronimo サン ヘロニモ通りをSol駅から左にまっすぐ行けばすぐですが、地図も頭に入って来たので、Pl. de Canalejas カナレハス広場の先から右折 左折と裏道を歩いてみました。
9時過ぎだったので、裏通りのお店は開店準備やまだ閉まっているお店が多かったですが、それでも気になるショーウインドウを眺めたりと楽しめました。
広いPo.del Prado プラド通り Pl.de Canovas del Castillo カノバス デル カスティーリョ広場の右手 プラド美術館の向かい側に出ると、大きなお土産店が開いていたので入ってみました。
有名な陶器の人形 リヤドロなど なかなか質のいい品を扱うお店でした。
お店の外観も楽しい土産物屋が並んでいました。
ティッセン美術館もこの広場に面した角にあります。10時~なのでしばし門の前で待ちました。
PASEO DEL ARTEという共通チケットを買いました。25,60€です。3館別々に買うと31€ですのでお得でなおかつ並ばないで入場出来るのがなによりにメリットです。このチケットは初めて使った日から1年間有効です。
この美術館はドイツ人実業家 ティッセン・ボルネミッサ家が2代で個人で収集した絵画を後にスペイン政府が大部分買い上げて美術館となったものですが、年代別に展示されていますが、その数の多さにびっくりしました。館内もとても広く迷子になりそうです。

朝一だったせいか空いていてゆっくりと鑑賞出来ましたが、ピカソ ゴヤ カラヴァッジョ ルーベンス ドガ ルノワール セザンヌ 等々 正直この美術館だけでエネルギーを使い果たした程 素晴らしい作品がいっぱいありました。

社会見学でしょうか 小学生低学年 高学年 中学生と思われるグループが来ていて、絵の前にしゃがみ込み先生の説明を受けながら鑑賞していました。
海外ではこういう光景によく出会いますが、日本では絵画会場が大変混んでいることもあって、なかなかこういう授業が少ないのが残念です。

本物に触れるということは感受性の高い子供達には素晴らしい授業と思います。
1時間半ほどかけてみましたが、これでもかなり駆け足の鑑賞でした。
SOL駅から近郊線 Cercanias に乗ってKさんのご自宅に訪問しました。一帯は高級住宅が立ち並び大きなプールと防犯用犬を何匹も飼っているお宅が多く ゆったりした敷地はガードの高い塀で囲まれています。



トレドの手前のこの辺りは雨が少なく、農作物も小麦 葡萄などわずかな物しか生息できないとか
近郊線に乗ってまもなく乾いた大地の景色が続いていました。
広い敷地には葡萄棚が建物を囲むように作られ、先日もご馳走になった葡萄が沢山実っていました。

日差しを遮るためにと敢えて大きな木にしたオリーブやかりんなどや野菜畑も何か所かあって、管理も大変そうです。
まるで整備工場?のような広い作業部屋にはきちんと整理された工具が並んでいて作業も楽しくなりそうです。
その横には奥様のアトリエがあり、こちらのお宅にも沢山の作品がありました。
ご主人の手料理で楽しい会食が始まりました。
昨日のレストランのお料理で感激していた私達ですが、刺身や寿司が好きというご主人のムール貝 マテ貝 カマローンとい小エビの料理と火加減が絶妙です。


鰯も絶品 Carabinerosという蝦は初めて頂きます。伊勢海老よりちょっと小ぶりのこのエビは真っ赤な色で身も味がしかっりしていて美味しかったです。わざわざ仕入れに魚屋さんに行って下さったとか、感激です
柔らかくてとっても美味しかったです。
その後もコシードというマドリッドの腸詰めの煮込み料理
山羊のチーズに蜂蜜をかけたデザートともう幸せ過ぎです。
青春時代の思い出話や良く食べ 楽しい会話に盛り上がり スペインに来てこんなに楽しい時間が待っているとは思わなかったので、嬉しいサプライズでした。Kさんご夫妻の暖かな心配りに本当に感謝です。
食後は広いお庭を散策したりご近所巡りをし、テラスでお茶を頂き、楽しい時間を充分満喫し、帰りはタクシーを呼んで下さり、SOLまでドライブまで出来ました。電車で30分のところ50€でホテルに戻れました。
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