2012年10月1日月曜日

南イタリア カポディモンテ美術館

考古学博物館から178番のバスで行きます。

バス待ちをしていたら、日本人の女性が来ました。彼女も美術館に行くと。近くで聞いたらR4のバスで行けると聞いたとか。

R4のバスは降りる場所がかなり離れたバス停なので、178番がお薦めです。

同年代風彼女の名前を聞かなかったので「ミズ ナポリ」と以後呼んでいましたが。。。

この方はかなり旅慣れていて、イタリアも何度も来ていて、今回もナポリに荷物を預けて一人で
アマルフィー・マテーラに行ってきたとか
情報交換をしながら美術館そばのMianoのバス停に到着

広大な敷地は公園になっていて、芝生でピクニックをしている人やジョギングしている人など
街の中心部には緑が少ないので、ここでくつろいでいる風の人が多かったです。

今日は開いていました。一昨日あれほど苦労して探した入口、なにしろイタリア語で書いた紙が鉄柵に貼ってあっただけだったので、休館と判るまでぐるぐる歩きましたが、あっけないほど簡単に見つかりました。1階のミュージアムショップで入場券を買います。
アルテカードをみせたら、きっちり半額になりました。ちゃんと半額になったのは、ここだけでした。

カラヴァッジョのキリストの鞭打ち

                          アンテア

この美術館展を去年?今年?渋谷の文化村ミュージアムで開催されましたが、

確かに代表的な絵は来ていましたが、その何倍あるのだろうか、2階・3階に展示されています。

2階にはヨーロッパの名窯の陶磁器も展示されていると、ガイドブックにあったのですが、探してもありません。
館員、英語が出来る美しい女性に尋ねると、4時15分にここの扉が開くと教えてくれたので、先に3階を見て4時20分ごろに戻ってきたら、そのドアから人が出入りしている。

今度は見れると思ったら。。。もう時間が過ぎたので入れないと???

ミズ ナポリは通りかかった時に開いていたので、入れたらしいのですが。。。
先程説明してくれた館員が、更に詳しく説明してくれたのですが、時間丁度に29番室のそばのドアが開くので、その時に居る人だけ入れてすぐにそのドアは閉めてしまうのだそうだ。

そんなシステムとは知らず、勝手に4時15分以降は開いていると解釈していたのです。
次は6時15分、今日はそれが最終となるとのこと。

一昨日の休館といい、この特別な扉(表示は何もなかったです)といい、カポディモンテ美術館は苦戦続きです。

仕方ないので、1階の中庭にあるBARで一休み。朝8時から歩いていたので、足もかなり痛くなってきました。

中庭で遊ぶ親子をのんびりと眺めながら、お茶を飲みました。昨日のカゼルタもそうだったのですが、こういう場所のBARで紅茶を注文すると、缶入りの紅茶が出てきます。珈琲はどこでも美味しいものがあるのに、紅茶は缶というのも面白い。缶なのにちゃんと檸檬かミルクかは聞いてくれます。

今度は遅れてはいけないと10分前に行くと、確かに5~6人の人が扉の前で待っていました。
時間に鍵を持った係りの人が来て入れてくれましたが、待っていた人が入るとすぐに扉は閉められ、鍵をかけました。

これでは理解が難しいはず

待ったかいがあり、中には素晴らしい陶磁器や絵画、彫刻、そして磁器を壁全部に張り付けた磁器の間までありました。以前ヨーロッパのどこかの国にもあったような気がしますが、思い出せません。

 

写真の上でクリックして頂くと、拡大サイズでご覧になれます。

10人もいない拝観者に2人の係官が、私たちを追い立てるように戸締りしたり、見た部屋の明かりを消しながらついてきます。

もっとゆっくり見たかったし、写真もちゃんと撮りたかったのに。。。残念!

点数も多いですし、見ごたえありですので、ナポリに行かれたら是非このツアーにチャレンジして下さい。


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