2012年9月30日日曜日

南イタリア ナポリ スパッカ・ナポリ編

ナポリ4日目。大分地図が頭に入ってきました。ホテルから歩いてドゥオーモに行きます。

ナポリ中央駅の地下鉄駅はガリバルディ駅と言います。今は2号線が通っています。1号線の工事中で、これが開通するとスパッカナポリに行くので、便利になるのですが。

裏道を通り、カプアーノ城を目印に、トリプナーリ通りを歩き、ドゥオーモ通りの交差点を右折すると、ドゥオーモがあります。歩いて15分くらいだったかしら

13世紀後半から14世紀に初頭に建造された教会で内部の奥行きが100mもあります。

トリプナーリ通りに戻り、ジロラミーニ教会へ

スパッカ・ナポリとは紀元前に古代ギリシャ人が作った街で、地上と地下と二つの街があり、二分するという意味なのだそうです。
ただ、ナポリの人はスパッカ・ナポリとはあまり言わないとか。。。
 
ここはまだ広い通りです。車も入らないような狭い道もあり、道の両側には高い建物が連なり
眩しい太陽を遮ってくれるので、道歩きも快適です。広場に出ると温度がかなり上がります。
 
サン・ロレンツオ・マッジョーレ教会  サン・パオロ・マッジョーレ教会  この通りだけでも10の教会があります。写真を撮って良い所、いけない所とあり、正直どこの教会だったか、かなり印象深い教会でないと、撮った写真を見ても判らなくなりました。

朝8時台だったので、礼拝中の教会もありました。いずれも内部は異なる様式で興味深かったのですが、こんなに教会が並んでいるせいか、礼拝用の椅子(キリスト教徒でないので、正しい名称が判りませんが)は、広さの半分くらいしか置かれていませんでした。


サン・ロレンツオ・マッジョーレ教会 から地下都市を見学する入口があります。
この前辺りからプルチネッラという道化師の人形やプレセーピオというクリスマスに飾る
まるでドールハウスのような、建物やさまざまなスタイルの人形、生活を表す道具や食材など
大小色々なサイズのものが売っている通りがあります。

Via San Gregorio Armeno Ferrigno
中にはこんなそっくりさん人形もあります。エリザベス女王の隣には裸の。。。。早すぎで大うけしました。
どの店にもこのようにぎっしりと人形が並んでいます。
教会や王宮などにも大規模なプレセーピオが飾られていました。

ドールハウスが好きな方にはたまらない場所です。実は私もBS放送でナポリの街歩きの番組を見て、いつかは行ってみたいと思っていたのが、この通りでした。

TOTOと書かれた黒い帽子をかぶったおじさん人形が沢山登場しました。
私達は知らなかったので、サンタ・キアーラ教会のショップの方に聞いてみました。彼女は英語が話せないようで、ゼスチャーで表現した後に、わざわざ英語が話せる人に電話をして説明を聞かせてくれました。
ナポリ出身のイタリアで有名なコメディアンのようで、帰国後調べたら、チャップリンのように映画を作ったりもした人でした。

この道を抜けると、ニーロの像に出ました。

ここをまがってサン・セヴェーロ礼拝堂にあるIl Cristo Velatoの大理石で出来たベールに包まれたキリスト像をみました。
布のドレープや、枕の沈みなど、石とは思えない柔らかな表現で見入ってしまいました。
残念ながら写真は禁止なので、下記をご覧ください

http://it.wikipedia.org/wiki/Cristo_velato

ここには人体の血管までも保存できたというミイラ?が2体あり、どのようにして可能にしたかは謎なのだそうです。

ここからクローチェ通りに出てサンタ・キアーラ教会を見学
ここは教会内部も美しいですが、中庭の絵タイルがすばらしいです。残念ながら座ってみることは禁止ですが。更に奥に行くと地下古代都市に続く発掘現場を見学出来ます。


向かい側の突起のある外観のジェズ・ヌオーヴォ教会も大理石の象嵌で装飾された美しい教会で
、外観では想像出来ない豪華さが意外性があり、印象に残りました。

お腹がすいたので、Lombardi a S.Chiara というピザもあるレストランに行き、4種のチーズのピザとお店お薦めのトマトソースたっぷりのピザを食べました。

前に食べたブランディーよりここの方が美味しかったです。ピザ以外のお料理もあります。
これに飲み物をいれて二人前22,08ユーロ。

考古学博物館まで歩き、再びバスで国立カポディモンテ美術館に行きました。
ここで、又かなり難易度高いことが起こったので、続きは後日に。。。。

イタリアのバスの乗り方
バス停に券売機があるところもありますが、小さくて判りにくいです。ほとんどはバス停近くのタバコ屋やBARで買います。バス停には時刻表はなく、切符を売っているお店に貼ってあったりします。

バス停の名前は透明の屋根がついているバス停は中央付近に書いてあります。屋根が無い所はバス停のポールの上の方に書いてあります。
行先などの表示もかなり判りにくいです。ほとんどがラインの番号で表示されているので、あらかじめネットなどで調べておいた方がいいようです。

MAPPA  DELLA CITTA  DI NAPORI という地図をインフォメーションでもらうと、観光客が利用しそうなラインの路線バス停名が書いてあり、とても役にたちました。

バスは前から乗ります。乗ったら切符に乗った時間の刻印を機械でおします。

イタリアのバスや近郊へ行く電車は距離ではなく、乗った時間から45分有効というようなシステムになっています。ですから、途中下車してもこの時間ないなら何回も乗れます。
バス内では切符は売っていません。降車口から乗って無賃乗車?という光景も当たり前のように
見かけました。

たまに、電車では切符の検閲していました。
スパッカナポリには楽しいお店も沢山あり、観光客でにぎわっています。

南イタリア カゼルタ編

今日は友人と別行動。友人は船でカプリ島に行き、青の洞窟を見て、ポンペイに行く予定。

私はナポリ中央駅から電車でカゼルタに行きました。カゼルタ行きの電車は8時台は何本かありますが、9時には1本だけ。この電車もアルテカードでOK
ナポリ中央駅は空港のように電光掲示板に行先、時間、ホームが表示され判りやすいです。



頑張って8時45分に乗りました。9時20分カゼルタ着。駅の真ん前に宮殿が見えました。この宮殿はフランスのベルサイユ宮殿を真似て作られたもので、広さも同じくらい。広大な敷地です。

まずは宮殿に行き、入場券を買い開館時間を確認。休み時間なく夕方まで開いているので、駅に戻り、近郊の絹の街サン レウチョに先に行くことにしました。

こちらは午後が4時までお店も閉まると情報を得ていたので、バス乗り場で行くバスを尋ねると、バスはないと。。。
どう行くのか聞くとタクシーしか方法がない。タクシーにいくらか尋ねると15ユーロとのこと。

タクシーで絹の博物館 Royal Silk Factory Compulex Of San Leucioまで行きました。丘の上の見晴らしのいい場所に美しい建物がありました。
18世紀末 ナポリ王 フェルディナンド4世がここに絹織物の街を築きました。当時の王立絹織物工場や町並みが現在も保存され公開されています。

Belvedere di San Leucio
Via Atrio Superiore Parrocchia, San Leucio, Caserta

www.comune.caserta.it/bervedere

開館時間 8:00~16:00 (開館時間 私が行った時は異なっていました)
定休日 火曜日

早く着いたのでまだ開いてなく10時45分に開くとのこと。他には何もない所。昨日のナポリ歩きで車道はヘアピンカーブの遠回りだけれど、歩きは直線の階段道があることを学んでいたので、階段を探して降りて行くと、シルクのお店 ピアッツア デッラ セータがある街中に出ました。お店は開いていたので入ってみました。

Piazza della Seta
Via Planelli 1,San Leucio, Caserta
www.piazzadellaseta.com

9:30~13:30  15:00~19:00
定休日 日曜

ヨーロッパ中の貴族を魅了した絹はブルボン家が5つの家族に技術を伝授し工房を作り生産に励みました。その一つがこの工房です。

すばらしい布が一杯。中にはコモ湖周辺で織られた布もあり、それはサンプルを見て注文するそうです。
せっかくなので、この工房で織った布をちょっと買いました。小物のお土産に良さそうな物も色々ありました。
ゆっくりと又階段を上り博物館に戻ります。
ナポリとは違った方向からのベスビオの山が見えます。4人のイタリア人見学者がいて、時間になると係りの方が説明しながら案内してくれました。一人の時はガイドなしと言われていたので、ラッキーでした。

館内はりっぱな宮殿。残念ながらガイドも説明書もイタリア語だったので、詳しいことが正確には判りませんが、カゼルタの宮殿を彩る絹の布が作られていたそうです。
ヨーロッパ全土にここの絹は知られ貴族御用達として栄えたとのこと。

自動織り機が沢山並び、柄も読み取り式になっていて、当時としてはすごい技術です。

このような家具や壁紙、カーテン、洋服などに使われました。

見学を終えて又階段を下りて街中に行きました。ここでタクシーを探したのですがありません。
そう言えばタクシーの運転手さんが降りる時に名刺をくれました。間が悪いことに携帯電話の電池切れ
さて困って電話してくれそうな所を探しましたが、英語が通じない。あるお店に入って名刺を見せてゼスチャーで電話のポーズをしてみると、表に公衆電話があると。。。しかしかけ方が判らない。
通りがかりの人に助けを求め教えてもらう。
しかし、タクシーの運転手さんは英語が通じなかったはず。もうかけるしかないので、とにかくかけてみた。自分でも何語を話しているか判らないようなごちゃまぜ言葉だったが、彼は私だと判ってくれた。でも、彼はおろした博物館に行くと言っている。何故かそれは聞き取れた。そこの下の広場だと広場の名前を言うが、発音が違っているのか通じない。
見るとナポリ銀行があったので、それを言ったら判ってくれた。タクシーが来るまでの20分は果たして本当に通じたのか、来なかった時はヒッチハイクしかないか、炎天下の中、なるべく判りやすいように待ちながらも不安でいっぱいになりました。

タクシーが見えた時にはバンザ~イって思いましたね~

ちなみにこの広場にシルクのアウトレットのお店がありました。
買いませんでしたが、ここにも素晴らしい布がいっぱいあり、地元風のご婦人がカーテンでも作るのか何メートルも買っていました。
価格は判りませんでしたが
写真はアウトレットのお店です。ナポリ銀行がある広場の右手 スーパーマーケットの隣にあります。

やっとの思いで宮殿まで戻りました。遠くまでタクシー呼んだのに超過料金もなく15ユーロ。カゼルタの運転手さんは善良でした。



カゼルタの宮殿は1200室あり、劇場もあります。庭園は40km先から水を引き滝 水路をめぐらしています。現在は30数室公開しています。
ナポリ国王カルロス7世が曾祖父が建てたヴェルサイユ宮殿以上の宮殿を建造しようと1752年建築家ルイジ ヴァンヴィッテリに命じ着工されました。20年の歳月を経て芸術的な宮殿は完成しました。

土壌豊かな地にイタリア最大級の宮殿が作られ 絹織物産業を主とした理想郷が作られました。


カゼルタは美食の地でもあり モッツアレーラチーズも名産の街ですが、アクシデントでもう疲れたので、宮殿ないのBARでパンと紅茶の昼食。
セルフサービスの食堂(レストランとは言い難い)もありましたが、美味しそうには見えなかったのでやめました。

残念ながら閉まっていましたが、下記のお店 モッツアレッラの美味しそうなお店です。

Bellopede & Golino
Strada Statale,  265 Km 27500, Marcianise, Caserta
8:00~20:00 月曜14:00~
定休日 祝日

Le Colonne
Viale Giulio Douhet 7/9, Caserta
12:30~15:30
定休日 火曜日 8月長期休暇あり

一休みして宮殿見学。
入口だけでも画面に入りきらない広さです。
曽祖父がベルサイユを築いたというカルロ7世がそれ以上のものを作ろうとしたというだけあって
広い広い
ここにはオペラ劇場もあり、ナポリのオペラ座はここを模して造られたそうです。残念なことに数年前から公開はしていないそうですが

カメオで装飾されたゆりかご。

庭園も広く、庭園巡りのバスや馬車があります。
ここまで歩く元気はなく庭園はパスしました。ちなみに庭園は別料金がかかります。

Reggia di Caserta
Viale Giulio Douhet 22, Caserta
王宮 8:30~19:00
庭園 季節で時間異なります
休み 火曜日


宮殿の右側に街の商店街がありました。4時までの長い昼休みの為、みな閉まっています。

街のBARで一休み。

3時台の電車でナポリに戻りました。

夕方、カプリ島、ポンペイを見てきた友人と合流し、カブアーノ門近くの安くて美味しいレストランで
ムール貝のスープと魚介のパスタを食べました。
ブログなどで見つけたお店だったので、他にも日本人のお客さんいました。
ムール貝だけでなく、蛸や巻貝なども入っていました。二人で夕食代たしか16,5ユーロでした。







2012年9月28日金曜日

南イタリア ナポリ編

アリタリア航空でローマから国内線に乗り換えナポリへ

ナポリは汚くて治安が悪い所という評判があまりに有名なため、空港内部がとても綺麗で
モダンなインテリアにびっくり。まるでホテルのロビーのよう


空港で、アルテカードというカンパニア州の交通機関の全てに使えるパスと美術館の入場券2軒無料、2軒以上半額となる便利なカード3日間有効27ユーロを買い、送迎車でホテルに

アルテカードは空港内の旅行社で買いました。駅や美術館でも買えるようです。
しかし、なんでもアバウトな南イタリア、半額はかなりいいかげん。教会でも半額にならなかったり、50セントだけ値引きなんてことも
意味不明。変じゃないって?顔をすると、向こうも間違ってないよって顔をする(笑)


イタリア人の運転手さんがとてもいい人だったのですが、弟の嫁が日本人ということで、運転しながらデジカメの写真を見せてくれたのはいいけれど、車線もなく運転も荒いナポリの道をわき見運転は怖くて、写真を見るより、私たちが前をしっかり見なければ。。。かなり過激な旅の始まりでした。

ホテルは中央駅のそば
中央駅も最近立て直されて、きれいで判りやすく、本屋や洋服・バックなど色々なお店もあります。

行く前に駅周辺は危険という情報ばかりだったので、初日は夜着いたのでちょっと緊張しました。

朝ホテル周辺を見渡すと、何故か靴とバックのお店が細い路地に沢山ありました。
中央駅前は今地下鉄1号線の工事中なので、雑然とした感じですが、特に危険な気配はありませんでした。


朝、中央駅のインフォメーションで地図をもらい、明日行く予定のカセルタ行きの時刻表をチェック。
駅のインフォメーションはたまたまだったのか、あまり役にたたず、自力で頑張るしかなさそう

駅の地下から、地下鉄2号線に乗り、カヴールという駅で下車。地下鉄がすご~く古い車両で大昔の列車のよう。おまけに朝のラッシュなのか混んでいて、スリに合わないようちょっと緊張しました。

地下道を地下鉄1号線のムゼオ駅まで行くと考古学博物館の入口に出ます。
途中1号線の改札の中を通り抜けなければならなかったので、アルテカードが役に立ちました。

考古学博物館もアルテカードで入場。持って行ったガイドブック最新版なのに展示場所などかなり代っていたので、お目当ての作品に辿り着くのは大変でした。
課外授業のような学生の団体はいましたが、日本の博物館に比べたら、空いていて見易いです。ただ、どこもそうなのですが、順路が明記していないので、どう見ていいか悩みます。なにしろとっても広いですから、なるべく効率良く歩きたかったんですが。

次に博物館脇から178番のバスに乗り、国立カポディモンテ美術館へ向かいました。MIANOというバス停で降りると、ちょっと戻ったところに広い公園になった入口がありました。

美術館の建物はすぐに見つかったのですが、一回りしても入口がありません。外国人の女性も探していたらしく、見つからないねと話、鉄の柵越えに中にいる人に聞いてみると、今日は臨時休業とか

後日出直すことに、

がっかりしたせいか、大きな建物を1周したせいか疲れて、タクシーに乗ることに

ナポリのタクシーはぼったくりが多いということで、料金表がタクシーに吊るしてある。それでまず料金を確認。大丈夫そうなので、それで王宮博物館まで行きました。

王宮に隣接しているサン カルロ劇場というオペラ座を見たかったのですが、工事中でまたまた入口判らず。

プレビシード広場のインフォメーションに行ってみる。ここで欲しかったバスの路線図入りの地図をもらいました。ナポリはほとんどがバス移動なので、これがとても役にたちました。ここの担当者はまじめに働いている感じ。
駅のインフォメーションでは、仲間同士のお喋りに忙しくて、いい加減な対応でした。
ナポリ人はお喋りが大好きなよう。口を挟む間もないほど、喋り続けています。

道行く人は親切で困っているとすぐ教えてくれますが、ほとんど英語が通じません。
美術館の説明書きなども、イタリア語だけってところが多かったです。
こんなに観光する所が多いのに、まだまだ発展途上って感じでした。
何処に行っても広くて石畳の道は足が痛くなります。

昼食にすることにして、近くのpizza マルゲリータ発祥の店 ブランディBrandiに行きました。

住所 Salita S.Anna di Palazzo  tel  081416928
日本サイズのLLサイズほどの大きさですが、一人で一枚は食べるらしいので、頼んでみましたが、美味しいけどかなりきついです。これだけでお腹いっぱい
ピザ2種類と飲み物とパン(パンが必ずついてきます)で18,30€。このサイズでこの価格は安いです。

元気が出たので、明日カプリ島に行く友人の船の時間を調べに船乗り場へ行きました。

ヌオーヴォ城の周りも工事中。なんちゃってバックの露天商が大勢いました。

王宮博物館を見学。ナポリは見どころ満載ですが、いずこもまだ修復出来てない所も多く、また、外壁は落書きも目立ちます。
ガレリア ウンベルト1世に行き、ここにあるジェラートの美味しいお店GAY ODIN
でおやつタイム

その近くのフニコローレ(ケーブルカー)チェントラーレ線に乗って、丘の上のサンテルモ城に行きました。ここからのナポリの眺めはフォトポイント

ナポリを見て死ねと言われる景色です。まだ、死ねませんが。。。

帰り道、ブログにもよく登場していたカメオ屋のおじさんにつかまりました。日本語で日本のデパートにも出したことがことがあるとか言っていましたが。。。更に帰り道でスーパーによって水を買うためにレジに並んでいたら、隣のレジに並んでいたお婆さんがばたんと倒れて、救急車を呼んだり大変なことに遭遇

レジのおじさんは前の前の人のおつりの5ユーロ札がなく、次の客から借りて払い、私の時も5ユーロ貸して支払額から差し引くという、日本ではありえない合理的な???お釣り銭不足解消システム

1日目だけでナポリらしいいろんな体験をしました。来るときのフニコローレはラッシュで混んでいましたが、帰りはがらがら。R2のバスに乗り、中央駅まで戻り、MIMIというレストランで夕食
ズッキーニのパスタと蛸とトマトの煮込みを食べました。蛸もとても柔らかく当たりでした。

初日からかなり歩いたので、重い足を引きずりホテルに帰りました。

今日一日で怖いと言われる地下鉄・バス・タクシーそしてフニコローレを体験し、自信が付きました。

街が大きいということもあるのでしょうが、東洋人が少ないです。観光客も個人の方がちらほらで
、ツアーの団体さんは遭遇しませんでした。

危ない街というイメージがまだまだ強いせいかしら

明日は一人で列車でカセルタに行きます。











2012年9月18日火曜日

デモ 怖いですね

ここ数日の中国のデモが暴徒化しています。日本車に乗った中国人が襲撃にあい怪我をしています。

日本では安保闘争以来、デモで暴徒化することはなくなりました。

訴えることと、暴徒化することでは目的が全く異なると思います。日本人も今日尖閣列島に上陸しようとした人いるようですが、冷静な行動をとって欲しいと願います。

私は香港が好きでここ数年何度か行きました。香港が中国に返還される時に、香港の人もどう変わるのか判らず、カナダやオーストラリアなどに移り住んだということがありました。

今の香港は表面上は全く以前のイギリス領時代と変わらず、高層マンション、ブランドショップが立ち並び、アジアの金融の中心となり中国本土やオーストラリアからの観光客で、バブル期のようなにぎわいをみせています。

中国の中の特別区となり、マカオ・香港はそれぞれ以前同様の通貨が使われていて、中国であることを忘れそうになります。

しかし、その香港でもセントラル地区で昨日デモがあったようです。
教育の内容も中国思想の内容になったと聞きます。

昨年の震災の折は支援をしてくれて、お礼にってスマップが中国公演したのは最近のことでしたよね。その国が一瞬にしてこういう行動を起こしてしまうって、中国の急激な高度成長・格差問題・多民族国家・さまざまな問題がごちゃ混ぜになって、ネットという媒体で統率のない行動に走らせてしまうのでしょうか。


世界の紛争は実はたわいもないボタンの掛け違いで生じてしまうことが多いようです。

政府間同士で冷静な話し合いを持ち、早期に解決して欲しいですね。

争いでは何も解決はしないと思います。
香港で乗った観光船。シャンパンを飲みながら優雅な船旅を味わえます。

2012年9月16日日曜日

南イタリア行って来ます

ナポリ・アマルフィー・マテーラ・アルベロベッロの旅に出かけます。

ナポリはローマからのバスツアーで何度か行きましたが、いつも治安が悪いということで
サンタルチアから船でカプリ島に直行

一度だけバスで市内を巡り、高台からベスピオの山を含めた市内を一望はしましたが、
車内から見たナポリの街をいつかゆっくり歩いてみたいと思っていました。

イタリア行は10年ぶりかな~

わずかに知ってるイタリア語も、ほとんど記憶の彼方にいってます。

さて、どんな旅になるやら。。。

ガイドブックも少なく、ここ数日慌てて情報収集をネットでやっていました。
ナポリはやはりかなり治安が悪そうです。先週も日本人女性がひったくりにあって、怪我して帰国したそうで、緊張します。

バスはスリが多く、歩けばひったくり、タクシーはメーターを作動させずぼったくりが多いとか
夜の地下鉄も乗らない方がいいとか
はてさて、こんな所をどう動いたらいいのかしら?

美術館には陶磁器もかなり展示されているようですし、陶磁器美術館もあるようです。
カセルタというナポリ近郊には、ベルサイユ宮殿並の広大な敷地のお城もあり、絹の製品も多い所らしいので、ここにも行ってみたいと思っています。

他にも博物館・オペラハウス・教会、見どころ満載
食べ物もピザの本場・魚介類のお料理も美味しそう。ドルチェと呼ばれるお菓子も、ジェラートと呼ばれるアイスクリームも。。。あ~太って帰ってきますね。これは

カメラを盗まれないように、帰国したらデンジャラスな旅報告致します。

アメリカのドラマにはまっています

冬ソナ以来韓流ドラマにのめりこんでいましたが、流石に飽きてきました。

そんな時出会ってしまったのが、ONE TREE HILL というアメリカのドラマ

BS FOX (BS 238)で放送中
どうやら6シリーズまであるらしく、日本でも順不同に放映しているよう

あちこち探して録画して見ていますが、シリーズごちゃまぜで見ているので、???となることもしばしば

高校生の友人関係や家族との確執など描かれていて、やがて大人になり、結婚・出産そして尚も続いています。
やはり、アメリカのドラマはスマート。ついでに英語の勉強にと思っていますが、これはなかなか
難しいです。

次にはまったのが、THE O.C.
こちらも似たようなものですが、ちょっとセレブな世界とそうでない世界が交錯する所は、韓流的
。どちらも自然に描かれている処は、レベルの違いを感じます。パリス ヒルトンがゲスト出演してたり、誰が出てくるかもお楽しみ

そして、ゴシップガール
こちらはNYのハイソな世界のお話。ドレスやNYの社交界 見るのも楽しいです。

以前も、ブラザーズ&シスターズ や アグリベティー、ディスパレードな妻たち等‥好きなアメリカドラマは沢山ありましたが、
久しぶりに見ると、作り方が上手ですね。パターンがありそうで、そこはそうでますか。。。と、予想に反した展開が嬉しくなります。

最近日本のテレビドラマ、見たいものが少ないです。

あなたはどんな番組ご覧ですか?

2012年9月13日木曜日

おかしすぎる復興予算の内訳

先日、以前ブログでもご紹介した友人が主催した復興支援イベントに行って来ました。

彼らは一関第一高等学校のOBで、昨年から被災地に何か出来ることはないだろうかと立ち上がり、年に2回
新宿小田急のコンコースで、一関の物産品などを販売して、売り上げの一部を被災地に支援しています。

私の弟と同級生の方々ですが、汗びっしょりで頑張っていました。

打ち上げにも参加し、一関の共通の友人がいることが判ったりと、パワーを頂きました。

facebookで毎日のように復興に頑張っている気仙沼の方々とふれていますが、今回のイベントも去年と比べると、反応が鈍くなっているとか、まだまだ遅々として進まない復興にむけて、「忘れない」を心にきざみ、応援できたらと思っています。

そんな折、昨夜深夜に、NHKで「追跡 復興予算 19兆円」という番組を偶然目にしました。
一昨日の夜も、BSフジプライム ニュースで復興予算の疑念についての番組を見たばかりでしたので、、深夜でしたが最後まで見ました。

皆さんはご覧になりましたか?
これは再放送だったそうですが
驚きを通り越して、怒りが湧いてきました。

復興予算が沖縄の道路整備・刑務所の職業訓練などなど数えきれないほど、なんでと感じるものに回っています。プライムニュースではもっと驚きのものもありました。


NHKご覧になれなかった方、下記でご覧になれます。1時間の番組です。
http://www.dailymotion.com/video/xtgdwr_yyyyyyyy-yyyyyy-yy-yyyyyyyy_news

この番組で語られなかった他にもとんでもないことに、我々が増税を甘んじて許諾して復興に使われているものと信じていた予算が使われています。
    例えば36億円を政府の官庁舎の改修に 、12億は内閣府が入る霞が関庁舎の大規模改修に、和歌山県田辺市の庁舎の修理、名古屋・釧路など全国港湾庁舎の津波対策費、東京荒川税務署など被災地以外の税務署の改修工事
     
    42億円は「国際熱核実験炉計画」(イーター計画:新しい核燃料)の研究開発・設備費用に
     
    合点できますか?

    BSフジの番組では、特別予算なので予算が付きやすいことから、各省庁が今まで他の枠で取っていた予算まで、復興予算に潜り込ませていると説明していました。

    平野復興大臣が、簡単明瞭に説明出来ない予算については、再検討する必要があると言ってはいましたが、使われてしまったらお終いです。

    国からおれおれ詐欺にあっているような印象を持ちました。

    被災地でなんとか復興予算をもらえないだろうかと奮闘している方がいます。
    理不尽と思える理屈で却下されています。
    おかしい。。。と思っていた時に、この放送でした。

    日本という国は我が身に何事も起こらなければ、そこそこ良い国だと思います。しかし、災いが生じた時、この国はなんと未熟な国なのだろうと感じます。

    昨年の震災以降の政治の流れをみても、永田町だけが違う国のように感じます。しかしその永田町が我々の舵を握っているのですから、日本はどうなってしまうのか、恐ろしく感じます。

    これでは社会保障のための増税も、何に使われるのか。。。。。

    それを見逃している私達も身を引き締めなくてはならないのでは、国をチェック、チェック



    2012年9月9日日曜日

    ブログって難しい

    ブログを始めてから数か月が経ちました。今更ながら、ブログって大変と感じ始めました。

    私の性格は取りあえずやってみよう型なので、最初はホームページを自力で作ることに、チャレンジだったのですが、ホームページの写真の容量が大きいので、それではあとはブログでって、軽い気持ちで書き始めました。

    最初は頭に浮かぶことをひたすら書けば良かったのですが、月をおう毎にちょっと困ったことが起こりました。

    実は自分が何を書いたかが判らなくなって、振り返ってみないと同じことを書いてしまいそうになります。特に旅の話はどれを書いたのか、トホホ状態です。

    先日も自分ではお気に入りの飲食店など、もっと書いていたつもりでしたが、チェックしたらあまり書いていませんでした。

    久しぶりに会ったお友達からブログを読んでいるから、会っていない感じがしないわって言っていただけると、とても嬉しいのですが、これも一方通行なのでちょっぴりつまらないです。

    そんなことをつらつら考えていたら、先日とても嬉しいことがありました。
    アメリカ在住の方が私のブログで、辻井さんの情報が判って参考になったと、コメント頂きました。
    実は私自身どこに感想が届いているか判っていなくて、その時初めてチェックしたのですが、
    good timingでした。

    ご覧に頂いている皆様、お名前やコメントは一般公開されない設定になっていますので、
    良かったら感想お寄せ頂けたら、嬉しいです。

    田中旭祥 竹芸展Ⅳ

    赤坂に 游ギャラリーというお気に入りのギャラリーがあります。

    http://www.akasakayugallery.com/saiji.php

    日本の作家さんの作品を展示・販売しています。

    そこで、9月13日~22日まで、田中 旭祥さんという、竹工芸作家さんの展示会があります。

    花籠・茶道具・能楽の舞台美術まで幅広く活躍なさっている方ですが、私は今回展示される
    照明器具の作品が特に好きです。

    編んだ竹の隙間からこぼれる灯りが、幻想的で不思議な影が、ある時は周り灯籠のように
    静かな時を生み出してくれます。

    日本家屋は勿論のこと、洋間でもマッチします。

    日経おとなのOFF 10月号に特集で作品が沢山掲載されています。

    この方の作品はアメリカ フィラデルフィア美術館にも収蔵されているそうです。

    たまにはこんなミニギャラリー巡り如何ですか?

    このギャラリーは他にも陶芸作家や李朝の家具などの展示会も開催され、目の保養になります。

    2012年9月8日土曜日

    健康診断

    夜は涼しくなってきたと友人からのメールには書かれているのですが、我が家はマンションの最上階

    冬は暖かく寒がりの私には最高の環境なのですが、夏は熱がこもっていまだに夜も30度。
    熱帯夜が続いています。

    おまけに咳の出る風邪をひき、もうぐったり。忙しい日が続き、気がつけばもう9月も8日になりました。
    何時になったら、快適な日々が戻って来るのでしょうか。
    夏好きの私も、流石に飽きてきました。

    皆さんはお元気ですか?夏バテしていませんか?

    そんな暑いなか、私は毎年夏に成人病検診を受けています。
    港区に住むようになって、検診の内容が充実しているので、区の検診は受けるようになりました。

    公的な検診は市町村によって内容が異なりますね。東京も区によって検診の方法や、受診内容がかなり違うように思います。

    港区は受診内容ごとに受診券というものが送られてきます。
    毎年7月から11月の間に、区内の病院やクリニックを自分で選んで予約をします。科ごとに自由に選択できます。

    港区は大学病院や総合病院が多いので、選択肢は沢山あります。

    私は毎年意識的に前年と違う所を選んで受けるようにしています。
    もしかしたら、診たてが異なるかもと思ったり、この機会にどの病院が何かの時に行きたい病院か、見学を兼ねています。
    同じところでずっと受けるのも、変化の記録があり良いと思うのですが、そこまで気配りしてくれるところも残念ながら少ないです。

    受診内容は、
    血液・尿採取による基本健診・ 胃のレントゲンによる胃癌検診・肺のレントゲン、痰の肺癌検診・心電図・眼底検査・カメラによる咽頭癌検診・大腸癌検診・乳癌検診(マンモグラフィ検査は2年ごと)・
    子宮癌検診

    有料の人間ドック並の、かなりしっかりした内容の方だと思います。

    今年は北里大学病院で受けました。以前も受けたことがあったのですが、その時は外来で長時間待たされたので、暫く避けていました。
    久しぶりに受けたら、かなり検診の流れが改良されていて、ほとんどの科がわずかな待ち時間でスムーズに出来て、こういう処でも病院の姿勢が垣間見れるように思います。

    結果が数日前に届きました。ここ数年要治療と出る項目があるのですが、残念ながら今年も同じ結果になりました。

    涼しくなったら運動しなければです。出来れば年に一度の検診は自分の為になさった方が良いですよ。

    皆さんは検診していますか?