ナポリ中央駅の地下鉄駅はガリバルディ駅と言います。今は2号線が通っています。1号線の工事中で、これが開通するとスパッカナポリに行くので、便利になるのですが。
裏道を通り、カプアーノ城を目印に、トリプナーリ通りを歩き、ドゥオーモ通りの交差点を右折すると、ドゥオーモがあります。歩いて15分くらいだったかしら
13世紀後半から14世紀に初頭に建造された教会で内部の奥行きが100mもあります。
トリプナーリ通りに戻り、ジロラミーニ教会へ
スパッカ・ナポリとは紀元前に古代ギリシャ人が作った街で、地上と地下と二つの街があり、二分するという意味なのだそうです。
ただ、ナポリの人はスパッカ・ナポリとはあまり言わないとか。。。
ここはまだ広い通りです。車も入らないような狭い道もあり、道の両側には高い建物が連なり
眩しい太陽を遮ってくれるので、道歩きも快適です。広場に出ると温度がかなり上がります。
朝8時台だったので、礼拝中の教会もありました。いずれも内部は異なる様式で興味深かったのですが、こんなに教会が並んでいるせいか、礼拝用の椅子(キリスト教徒でないので、正しい名称が判りませんが)は、広さの半分くらいしか置かれていませんでした。
サン・ロレンツオ・マッジョーレ教会 から地下都市を見学する入口があります。
この前辺りからプルチネッラという道化師の人形やプレセーピオというクリスマスに飾る
まるでドールハウスのような、建物やさまざまなスタイルの人形、生活を表す道具や食材など
大小色々なサイズのものが売っている通りがあります。
Via San Gregorio Armeno Ferrigno
中にはこんなそっくりさん人形もあります。エリザベス女王の隣には裸の。。。。早すぎで大うけしました。
どの店にもこのようにぎっしりと人形が並んでいます。
教会や王宮などにも大規模なプレセーピオが飾られていました。
ドールハウスが好きな方にはたまらない場所です。実は私もBS放送でナポリの街歩きの番組を見て、いつかは行ってみたいと思っていたのが、この通りでした。
TOTOと書かれた黒い帽子をかぶったおじさん人形が沢山登場しました。
私達は知らなかったので、サンタ・キアーラ教会のショップの方に聞いてみました。彼女は英語が話せないようで、ゼスチャーで表現した後に、わざわざ英語が話せる人に電話をして説明を聞かせてくれました。
ナポリ出身のイタリアで有名なコメディアンのようで、帰国後調べたら、チャップリンのように映画を作ったりもした人でした。
この道を抜けると、ニーロの像に出ました。
ここをまがってサン・セヴェーロ礼拝堂にあるIl Cristo Velatoの大理石で出来たベールに包まれたキリスト像をみました。
布のドレープや、枕の沈みなど、石とは思えない柔らかな表現で見入ってしまいました。
残念ながら写真は禁止なので、下記をご覧ください
http://it.wikipedia.org/wiki/Cristo_velato
ここには人体の血管までも保存できたというミイラ?が2体あり、どのようにして可能にしたかは謎なのだそうです。
ここからクローチェ通りに出てサンタ・キアーラ教会を見学
ここは教会内部も美しいですが、中庭の絵タイルがすばらしいです。残念ながら座ってみることは禁止ですが。更に奥に行くと地下古代都市に続く発掘現場を見学出来ます。
向かい側の突起のある外観のジェズ・ヌオーヴォ教会も大理石の象嵌で装飾された美しい教会で
、外観では想像出来ない豪華さが意外性があり、印象に残りました。
お腹がすいたので、Lombardi a S.Chiara というピザもあるレストランに行き、4種のチーズのピザとお店お薦めのトマトソースたっぷりのピザを食べました。
前に食べたブランディーよりここの方が美味しかったです。ピザ以外のお料理もあります。
これに飲み物をいれて二人前22,08ユーロ。
考古学博物館まで歩き、再びバスで国立カポディモンテ美術館に行きました。
ここで、又かなり難易度高いことが起こったので、続きは後日に。。。。
イタリアのバスの乗り方
バス停に券売機があるところもありますが、小さくて判りにくいです。ほとんどはバス停近くのタバコ屋やBARで買います。バス停には時刻表はなく、切符を売っているお店に貼ってあったりします。
バス停の名前は透明の屋根がついているバス停は中央付近に書いてあります。屋根が無い所はバス停のポールの上の方に書いてあります。
行先などの表示もかなり判りにくいです。ほとんどがラインの番号で表示されているので、あらかじめネットなどで調べておいた方がいいようです。
MAPPA DELLA CITTA DI NAPORI という地図をインフォメーションでもらうと、観光客が利用しそうなラインの路線バス停名が書いてあり、とても役にたちました。
バスは前から乗ります。乗ったら切符に乗った時間の刻印を機械でおします。
イタリアのバスや近郊へ行く電車は距離ではなく、乗った時間から45分有効というようなシステムになっています。ですから、途中下車してもこの時間ないなら何回も乗れます。
バス内では切符は売っていません。降車口から乗って無賃乗車?という光景も当たり前のように
見かけました。
たまに、電車では切符の検閲していました。
スパッカナポリには楽しいお店も沢山あり、観光客でにぎわっています。